Diary 2014.February 5. Wednesday


日記。2014年。2月5日。水曜日。


● ひいらぎ。


トーマスさん

昨日は節分でした。節分といえば豆まきですが、最近は関西のある地域の風習の
その時の吉方位のほうにむかって海苔巻を食べる
という習慣が好まれています。寿司屋が儲かるからね。
今年の吉方位は、東北東でした。

でも昔は、節分に、
イワシの頭をヒイラギにさして飾る
という習慣もありました。私が子供の時にもこれをしている家は少なくて、おじいさんやおばあさんと暮らしている家庭しかやっていなかったと思います。

ひいらぎというのは、西洋でも魔よけの意味があるのではないでしょうか?チャックさんなら知っていそうです。


● こちらのホリイのことを、日本種をそちらではヒイラギと呼ぶのですね、

幼年時代、母はクリスマスが来るたびにアメリカのホリイを大連では見つけられなくて、苦労しました。

たいていの場合、松で代用していたと覚えてます。

漢族の農夫爺さんが僕たちのことを覚えてしまって、毎冬アドヴェント初期、11月最終日になると母の医療所に松の木を担ぎ込んでくれたものです。

あのころの大連日本人町にキリスト教徒家庭は稀でした。僕たちの一家では、だからクリスマス・ツリイは、床の間の真ん中に安置されました。笑。

そして、(日本人)遊び少年仲間の連中がうらやましがること!

(日本人)集落中の母親たちが設置を頼みにくる始末。
二、、三週間中、僕の母が各家に出張する始末でした。昭和初期だったと思います。
大連の町も当時は楽しかったし、異国ミズミシリのない平和な桃源郷でもありました。




今のアメリカでは、冬の市場はこちらのHollyで埋まります。

あのころの大連では、日本製クリスマスのツリイ装飾品は全部が輸出向けであまり売ってなかったけど、売ってるものは手作りで、巧妙な芸術品ばかりでした。


母は手術用の真綿を雪にして使いました。

薬品会社からの人が母に”ずいぶん手術をされますね”とおどろいていたのを思い出します。