｢JRA｣は5月31日(金)、｢水沼元輝｣騎手(21歳、美浦･加藤和宏厩舎)を同日から｢裁定委員会｣の議定があるまで騎乗停止とする事を発表した。
同騎手は5月24日(金)から26日(日)にわたって、｢美浦トレーニングセンター｣及び｢東京競馬場｣の｢調整ルーム｣に持ち込みが禁止されている通信機器(スマートフォン)を持ち込み、使用していた事が判明した。
昨年4月23日には女性5人を含む若手騎手6人が騎手控室に｢スマートフォン｣を持ち込んだとして30日(開催10日)間の騎乗停止処分となって以降、｢調整ルーム｣に入室する際には通信機器を専用の｢ロッカー｣に預ける事を義務付けていた。
しかし、同騎手はスマホ本体ではなく、ケースのみ預けるという偽装工作を行った。
｢職員｣が｢美浦トレーニングセンター｣の｢調整ルーム｣に｢スマホ｣があるのを発見、本人に事情聴取を行ったところ、ルーム内への持ち込みを認めた。
また、｢スマホ｣の履歴から飲食店への予約の電話、｢SNS｣等のインターネットの閲覧が確認された。
｢JRA｣は｢騎手｣として重大な非行があったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について｢裁定委員会｣に送付すると共に同条第4項により5月31日(金)から｢裁定委員会｣の議定があるまで騎乗停止処分とした。
以上。
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