2024 天皇賞春 結果 春の長距離路線の頂点に立つのは? | 趣味のブログ

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今週から中央競馬は春のG1戦線が再開。
ここから6月頭の「安田記念」まで怒涛の6週連続でG1が行われる。

まずは春の長距離頂上決戦「天皇賞春」。

今年はフルゲートの18頭立てになる予定だったが「ヒンドゥタイムズ」が出走取消で17頭立てとなり、2年連続フルゲート割れとなった。

人気は前々走の「ダイヤモンドC」(G3)、前走の「阪神大賞典」(G2)と3000m超の重賞を連勝中の「テーオーロイヤル」が1番人気に。

昨年の「菊花賞」を制し、今年初戦の「金鯱賞」(G2)で2着からの巻き返しを狙う「ドゥレッツァ」が並んでの1番人気に。

前走の「ダイヤモンドC」(G3)で2着になり、勝てば1953年の「レダ」以来、71年ぶりに牝馬による「天皇賞春」制覇の偉業達成となる紅一点の「サリエラ」が3番人気に推された。

単勝10倍未満が5頭、10倍以上20倍未満が不在で6番人気の「ディープボンド」からは20倍以上となった。

果たして、春の長距離頂上決戦を制するのはどの馬か?

































































スタートで出遅れは無く、全馬がきれいに揃った。

「マテンロウレオ」が飛び出して前に行き、これに「ディープボンド」や1番人気タイの「ドゥレッツァ」が先行、更に1番人気タイの「テーオーロイヤル」も外目からいいポジションを取りに行き、出脚がやや鈍かった「サヴォーナ」もすぐ挽回して前目のポジションを取り、その後ろの集団には「ゴールドプリンセス」と3番人気で紅一点の「サリエラ」と「チャックネイト」、中団馬群の先頭「プリュムドール」、1馬身離れて「タスティエーラ」と「シルヴァーソニック」、1馬身離れて「ワープスピード」と「ブローザホーン」、1馬身離れて「スカーフェイス」と「スマートファントム」、3馬身離れた後方2番手に「ハピ」、そして1馬身離れた最後方に「メイショウブレゲ」という隊列になった。

1000m通過は59秒7とハイペースに。

逃げる「マテンロウレオ」は6馬身程のリードを取って正面スタンド前を通過、2番手に「ディープボンド」と「ドゥレッツァ」が並走、その後ろの列に「サヴォーナ」と「テーオーロイヤル」が並び、そこから少し離れたところに「サリエラ」、中団には「タスティエーラ」や「ワープスピード」らがかたまった。

「マテンロウレオ」が依然先頭で向正面直線に入り、「ディープボンド」が単独2番手、3番手に「ドゥレッツァ」、4番手に「テーオーロイヤル」で以下あまりは動きはないが縦長の隊列に。

2周目の3コーナーでその隊列がやや縮まり、「マテンロウレオ」のリードも1馬身程となった。

残り800mを過ぎてペースが上がり、「ドゥレッツァ」の手綱が少し動き、対照的に「テーオーロイヤル」は持ったまま、抜群の手応えで「ドゥレッツァ」の外から進出、「サリエラ」それについていくが鞍上の「ムチ」が入る。

4コーナーで「ドゥレッツァ」が苦しくなって後退、「ディープボンド」は手綱が動きながらも勢い付けて最後の直線に入った。

「マテンロウレオ」は脚色が一杯になり、「テーオーロイヤル」と「ディープボンド」が並んで叩き合いとなり、その後ろで「サヴォーナ」が食い下がるも徐々に離されていき、「テーオーロイヤル」は内ラチ沿いで脚を伸ばして残り200mで完全に抜け出し、「ディープボンド」が懸命に食らい付いているところで外から「ブローザホーン」が凄い脚で追い上げ、「ディープボンド」を交わして2番手に浮上したが先に抜け出した「テーオーロイヤル」がそのまま先頭でゴールイン!!

3度目の挑戦でG1初制覇、重賞は3連勝で通算4勝目。

父の「リオンディーズ」産駒は延べ14頭目でJRAG1初制覇とした。

鞍上の「菱田裕二」騎手はデビュー13年目、30度目の挑戦で悲願のG1初制覇とした。

同馬を管理する「栗東」の「岡田稲男」調教師も開業22年目で悲願のJRAG1初制覇(※1)とした。

(※1)地方競馬の交流G1(Jpn1)は「メイショウハリオ」で3勝挙げている(2022年&2023年の帝王賞、2023年のかしわ記念)。

2着に「ブローザホーン」(5番人気、牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)、3着に「ディープポンド」(6番人気、牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎)が入り、3連単は2万馬券となった。

「ディープポンド」は同レース初出走の2021年から3年連続で2着、今年も3着に入り、これで4年連続で馬券圏内に入るもなかなか勝てない状況に。

一方で「ドゥレッツァ」(1番人気タイ、牡4歳、美浦・尾関知人厩舎)は15着、「サリエラ」(3番人気、牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)は12着にそれぞれ敗れた。

冒頭で記載したが「ヒンドゥタイムズ」(せん8歳
、栗東・斉藤崇史厩舎)が出走取消。

また、「ハピ」(15番人気、牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)は道中後方2番手追走も1周目のホームストレッチから手応えが無くなり、1コーナーで鞍上の「浜中俊」騎手が下馬して競走を中止、後に「右前肢跛行」であったと「JRA」から発表された。

レース結果はこちら

今年の「天皇賞春」の馬券の売得金(売上げ)は209億1900万8200円(前年比92.5%)を記録。
昨年の約226.0億円から約16.8億円の大幅ダウンとなった。

来週からG1の舞台は「東京競馬場」へと移り、怒涛の5週連続でG1が行われる。

まずは3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」。

と、その前に5月1日(水)は「かしわ記念」(Jpn1)が「船橋競馬場」で行われる。

ダートレースの体系整備によって地方競馬も先週の「羽田盃」に続いて2週連続で交流G1(Jpn1)が行われる事となる。