史上初の獲得賞金20億円&G1・6連勝のイクイノックスが電撃引退。種牡馬入りへ。 | 趣味のブログ

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史上初の総獲得賞金20億円超え&G1最多連勝タイの6連勝を挙げた「イクイノックス」(牡4歳、栗東・木村哲也厩舎)が電撃引退を表明した。

2021年8月に「新潟」の「2歳新馬」で2番人気ながらもデビュー勝ちを収め、続く「東京スポーツ杯2歳S」(G3)も無傷の2連勝で制し、父である「キタサンブラック」産駒はJRA重賞初制覇となった。

3歳になった2022年初戦は「皐月賞」に直行して2着、続く「日本ダービー」も2着に敗れる。

夏は休養し、秋は「菊花賞」ではなく「天皇賞秋」に直行、大逃げを打つ「パンサラッサ」をゴール手前で交わしてG1初制覇。
3歳馬の勝利は前年の「エフフォーリア」に次いで2年連続で史上5頭目。
キャリア5戦での制覇は史上最短。
父である「キタサンブラック」が2017年に制覇しており、史上4組目の父子制覇、産駒はJRAG1初制覇。
更に前年の「ホープフルS」から続いていたJRA平地G1の1番人気馬の連敗を「16」でストップさせる等、記録づくめとなった。

続く「有馬記念」ではファン投票で3位となるも単勝2.3倍の1番人気に推され、道中中団やや後方から追い上げてG12勝目。
3歳馬の勝利は前年の「エフフォーリア」に次いで2年連続で史上21頭目。
キャリア6戦での制覇は史上最短。
父である「キタサンブラック」が2017年に制覇それおり、このレースでも父子制覇となった。

4歳になった2023年初戦は初海外遠征の「ドバイシーマクラシック」に出走、2着馬に3馬身半差の圧勝でG13連勝。
勝ちタイム2分25秒65は従来のレコードを1秒も縮めた。
更に「キタサンブラック」産駒が海外G1初制覇。

帰国後初戦の「宝塚記念」ではファン投票で歴代最多の21万6379票を獲得して堂々の1位に。
単勝1.3倍の断然人気に応えてG14連勝。
史上16頭目の「宝塚記念」と「有馬記念」との秋春グランプリ制覇を成し遂げた。
更に史上21頭目となるJRA獲得賞金10億円を突破、キャリア8戦目での10億円突破は史上最速に。

再び夏は休養し、秋は「天皇賞秋」から始動、道中3番手追走から最後の直線抜け出してG15連勝。
史上3頭目の同レース連覇を達成。

勝ちタイム1分55秒2は芝2000mの日本レコードで1999年にチリで樹立した1分55秒4をも上回る事実上の世界レコードとなった。

続く「ジャパンC」も道中3番手追走から最後の直線抜け出してG16連勝。
G16連勝は「テイエムオペラオー」と「ロードカナロア」に次いで史上3頭目。
この勝利で総獲得賞金が22億1544万6100円となり、史上初の20億円超えとなった。

2004年の「ゼンノロブロイ」以来となる「秋の中長距離三冠」(秋古馬三冠)が期待されたがレース後の疲れが見え、「有馬記念」(G1、12月24日、中山)まで再び中3週で万全な態勢で挑む事が困難とした上、「社台スタリオンステーション」からのオファーを頂き、これに応えて牡馬入りするのがベストだと判断、現役引退を決定した。

尚、「引退式」は12月16日(土)に「中山競馬場」で最終レース終了後に行われる事が「JRA」から発表された。