世界のトップジョッキーが集い、腕を競う「WorldAll-StarJockys」(WASJ)が26日(土)~27日(日)の2日間にわたって「札幌競馬場」で行われた。
2015年から従来の「WorldSuperJockysSeries」(WSJS)がリニューアルされて始まったこのシリーズも今回で7回目を迎えた(WSJS時代を含めて通算35回目)。
中央、地方、海外から招待された総勢14名の騎手が集い、個人戦とチーム対抗戦(中央VS地方+海外)が行われた。
果たして結果は・・・。
先ず、個人戦では56ポイントを獲得した「岩田望来」騎手(23歳、栗東・フリー)が2017年(第3回)の「ダシルヴァ」(カナダ)以来となる初出場初優勝を飾った。
1着は無かったが3着→7着→2着→3着と安定した成績を収めて優勝。
1着無しの優勝は前身の「WSJS」時代の2014年の「浜中俊」騎手以来で5例目。
日本人騎手の優勝は2019年(第5回)から3大会連続。
また、父の「岩田康誠」騎手(49歳、栗東・フリー)が前身の「WSJS」時代の2005年に優勝しており、史上初の父子制覇となった。
2位は55ポイントを獲得した「レイチェル・キング」騎手(33歳、オーストラリア)。
女性騎手としては過去最高の2位で初日は1着→2着と好成績でトップで折り返したが3戦目は8着、最終戦は競走中止に泣かされ、ポイントを伸ばす事が出来なかった。
3位は54ポイントを獲得した前回大会覇者の「武豊」騎手(54歳、栗東・フリー)。
一方、チーム対抗戦では235対213で「JRA選抜」が2015年の初開催から無傷の7大会連続優勝を果たした。
<総合成績>
(1)個人戦(5位まで掲載)
※順位:総合ポイント/騎手(所属)
1位:56P/岩田望来(JRA、関西)
2位:55P/レイチェル・キング(オーストラリア、※1)
3位:54P/武豊(JRA、関西)
4位:44P/マリー・ヴェロン(フランス、※1)
5位:42P/アレクシス・バデル(香港)
(以下、ピックアップ)
6位:34P/クリストフ・ルメール(JRA、関西)
11位T:16P/川田将雅(JRA、関西)
(※1)女性騎手
(2)チーム対抗戦
※順位:総合ポイント/チーム名
1位:235P/JRA選抜(JRA代表騎手)チーム
2位:213P/WAS選抜(地方代表・外国騎手)チーム
以上。
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