「アメリカ」の宝くじ「パワーボール」で世界最高額の20億4000万ドル(約2978億円)の「ジャックポット」の当せんが出た事を10日(木)、運営団体が発表した。
「パワーボール」は1~69の「本数字」(白ボール)5つと1~26の「パワーボール」(赤ボール)1つの計6つの数字を選ぶ「くじ」で全て一致すれば「ジャックポット」の当せんとなり、その確率は2億9220万1338分の1。
当せんが出なかった場合は賞金が次回に繰り越される(日本でロト6やロト7のキャリーオーバー)。
8月6日以降、40回連続で「ジャックポット」の当せんが出ず、賞金の繰り越しが続いていた。
運営団体によると「ジャックポット」の当せんくじは1枚でカリフォルニア州アルタデナにある自動車修理店「ジョーズ・サービス・センター」で販売され、その店舗にも賞金100万ドル(約1億4500万円)のボーナスが支払われた。
今回の賞金20億4000万ドルは当せん者が29年の分割払いを選択した場合の金額で一括払いを選択した場合の受取額は推定9億9760万ドル(約1456億円)となる。
当せん者はまだ名乗り出ていないがカリフォルニア州では100万ドル以上の当せん者は名前を公表するルールとなっている。
「パワーボール」のこれまでの最高額は2016年1月にの15億8600万ドル(現在のレートで約2316億円)で3人の当せん者で分けられた。