今年度の「第104回 全国高等学校野球選手権大会」(別名、夏の甲子園)が20日(土)、準決勝が行われ、史上初の東北勢同士が激突した第1試合では「仙台育英」(宮城)が「聖光学院」(福島)を18対4で破り、準優勝した2015年以来7年ぶりに決勝進出を果たした。
東北勢の決勝進出は2018年の「金足農業」(秋田)以来4年ぶり。
これまで東北勢は「甲子園」では春夏通じて優勝がなく何れも準優勝が最高。
春は仙台育英(2001年)、花巻東(2009年)、光星学院(2012年、現・八戸学院光星)。
夏は秋田中(1915年)、三沢(1969年)、磐城(1971年)、仙台育英(1989年、2015年)、東北(2003年)、光星学院(2011年、2012年)、金足農業(2018年)。
東北勢悲願の「甲子園」初優勝なるか?
一方で準決勝第2試合では下関国際(山口)が春の選抜大会準優勝の近江(滋賀)を8対2で破り、山口県勢としては1985年の宇部商業以来37年ぶりの決勝進出、1958年の「柳井」以来64年ぶり2度目の県勢優勝を狙う。
決勝は22日(月)に行われる。