2022 東京優駿(日本ダービー) 結果 2019年生まれのサラブレッドの頂点に立つのは? | 趣味のブログ

趣味のブログ

競馬(JRA・G1が中心)、カラオケの採点(精密採点、全国採点GP)、メダルゲーム(最近はスターホースのみ)好きです。特に簡単な事はTwitterで呟いてます。テレビ出演されているアマチュア歌い手も応援したいです。

春の「東京競馬場」5週連続G1開催の第4弾は3歳牡馬クラシック三冠の第2戦、競馬の祭典「東京優駿(日本ダービー)」。

今年はフルゲートの18頭立て。

昨年は17頭のフルゲート割れとなったが2年ぶりにフルゲートメンバーとなった。

人気は「共同通信杯」(G3)を無敗で制するも「皐月賞」では4着敗戦、巻き返しを狙う「ダノンベルーガ」が1番人気に。

「東京スポーツ杯2歳S」(G2)を無敗で制するも「皐月賞」では惜しくも2着敗戦、巻き返しを狙う「イクノイックス」がほぼ差がない2番人気に。

昨年の「朝日杯FS」を無敗で制するも「皐月賞」では3着敗戦、ダービー最多勝&最年長制覇を狙う「武豊」を鞍上に巻き返しを狙う2歳王者「ドウデュース」が3番人気に。

史上初のダービー3連覇が懸かる「福永祐一」騎手を鞍上に二冠制覇を狙う皐月賞馬「ジオグリフ」が4番人気に推された。

単勝10倍未満はこれら4頭で5番人気の「プラダリア」からは単勝20倍以上に。

果たして、2019年生まれのサラブレッド7522頭の頂点に立つのはどの馬か?

































































レースはスタートで「ジャスティンロック」、「マテンロウオリオン」の出だしが余り良くなかった。

最初に「デシエルト」が気合いを入れられて前に飛び出し、先頭で1コーナーを通過、2馬身離れた2番手に「アスクビクターモア」、更に2馬身差で「ビーアストニッシド」と「ピースオブエイト」が並んで追走、3馬身差で6番「プラダリア」と「ロードレゼル」、差が無いところに「セイウンハーデス」、「アスクワイルドモア」、「ジャスティンパレス」と中団馬群を形成、更に「マテンロウレオ」、「オニャンコポン」、1番人気の「ダノンベルーガ」、皐月賞馬「ジオグリフ」が並んで追走、3馬身差の中団より後ろから3番人気の「ドウデュース」、2馬身半差で「キラーアビリティ」、更に3馬身差で2番人気の「イクイノックス
」、4馬身程離れた後方に「マテンロウオリオン」、最後方に「ジャスティンロック」という縦長の隊列になった。

前半1000m通過は58秒9で淀みないペース。

逃げる「デシエルト」は3馬身程のリードで3コーナーを通過、2番手に「アスクビクターモア」、更に3馬身離れて「ビーアストニッシド」、その後ろは中団から後方にかけてまで馬群が密集した。

最後の直線に入ると「デシエルト」のリードは無くなり、「アスクビクターモア」が持ったまま交わして先頭に立った。

残り400mでは馬群が横に大きく広がり、「アスクビクターモア」はやや外に寄れたが馬場の4分どころを通って先頭をキープ。

残り300mで馬場の外目から後方にいた「ドウデュースが鋭い末脚で一気に前へ迫り、外に持ち出された「イクイノックス」も懸命に末脚を伸ばした。

馬場の中程から「ダノンベルーガ」や「ジオグリフ」も末脚を伸ばした。

しかし、「ドウデュース」の末脚が光り、「アスクビクターモア」を交わして先頭に立った。

「イクイノックス」も懸命に脚を伸ばしたが先に抜け出した「ドウデュース」がそのまま先頭でゴールイン!

昨年の2歳王者が「朝日杯FS」に続いてG1・2勝目。

2019年生まれのサラブレッド7522頭の頂点に立った。

勝ちタイムは2分21秒9は昨年の「シャフリヤール」が樹立した2分22秒5を0秒6上回るダービーレコードとなった。

鞍上の「武豊」騎手の同レース制覇は2013年の「キズナ」以来で自身の歴代最多勝記録を更新する6勝目。

これで20代、30代、40代に続いて50代でのダービー制覇。

50代のダービー制覇は史上初で53歳2か月15日での制覇は1986年に「ダイナガリバー」で制した「増沢末夫」の48歳7か月6日を越える史上最年長。

更には2011年の「桜花賞」をマルセリーナで制した「安藤勝己」元騎手の51歳0か月14日を更新するクラシック最年長制覇となった。

<武豊騎手のダービー制覇>
①スペシャルウィーク(1998年、29歳)
②アドマイヤベガ(1999年、30歳)
③タニノギムレット(2002年、33歳)
④ディープインパクト(2005年、36歳)(※1)
⑤キズナ(2013年、44歳)
⑥ドウデュース(2022年、53歳)

(※1)は後に「牡馬クラシック三冠」を達成した馬

G1は同馬で昨年の「朝日杯FS」に続いて今年初勝利、通算79勝目とした。

同馬を管理する「栗東」の「友道康夫」調教師の同レース制覇は2018年の「ワグネリアン」に次いで3勝目。

G1は今年の「大阪杯」の「ポタジェ」に続いて今年2勝目、通算16勝目とした。

2着に「イクイノックス」(2番人気、牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)、3着に「アスクビクターモア」(7番人気、牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)が入った。

「ダノンベルーガ」(1番人気、牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)は4着、二冠制覇を狙った皐月賞馬「ジオグリフ」(4番人気、牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)は7着に敗れた。

これで今年はG1開幕戦の「フェブラリーS」から今回までの平地G1において、1番人気馬が遂に10連敗(昨年からだとホープフルSから11連敗)で依然としてワースト記録更新中だ。

結果はこちら

今年の「日本ダービー」の馬券の売得金(売上げ)は291億4509万0700円(前年比116.2%)を記録。

昨年の約250.7億円から約40億円の大幅アップとなった。

また、当日の「東京競馬場」には6万2364人が来場、テレビ中継でも最後の直線に入った時のあの大歓声が聞こえ、3年前の光景に戻りつつあった。

来週は春の「東京競馬場」5週連続G1開催の最後を飾る春のマイル王決定戦「安田記念」。

今年の「フェブラリーS」で連覇を達成、前々走の「函館記念」(G3)以来、再び「芝」に参戦する「カフェファラオ」。

今年の「高松宮記念」で8番人気の低評価を覆して制した「ナランフレグ」や同レース2着の「ロータスランド」。

今年の「ヴィクトリアマイル」で2着の「ファインルージュ」と3着の「レシステンシア」。

昨年の「皐月賞」で10着敗戦後、4連勝で「東京新聞杯」(G3)を制した「イルーシヴパンサー」等だ。

しかし、これといった極端な人気を集めそうな馬はおらず、またしても混戦が予想される。

来週も1番人気馬に不安は有りそうだ。

果たして、今年の春のマイル王に輝くのはどの馬か?