中央競馬の調教助手が勝ち馬予想の動画を投稿。調教助手に過怠金50万円、雇用主の調教師に戒告処分。 | 趣味のブログ

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「JRA」は24日(金)、「中央競馬」に所属する「調教助手」(以下、助手)がインターネットの動画投稿サイト「YouTube」で「中央競馬」の「勝ち馬予想」を複数回行ったとして、この「助手」に過怠金50万円、雇用主の調教師(以下、調教師)に「戒告」の処分とする事を発表した。

「助手」は8月5日以降に確認されているだけで計15本の動画を投稿。

その内、半数近くで「特定の馬を推奨する言動」があったという。

また、第三者の厩舎関係者からの申告で8月29日に厩舎関係者の関与を疑わせる「勝ち馬予想」に関する動画の存在が確認された事から捜査を始めた。

9月2日に調査及び、関係者への事情聴取の結果、動画を作成し投稿した人が「助手」である事を特定。

同9日に「第1回裁定委員会」を開き、「助手」と「調教師」に対して予定される処分を通知すると共に「行政手続法」に基づいて弁明の機会を付与した。

しかし、「助手」、「調教師」共に指定の期日までに「弁明書」の提出が無かったから「第2回裁定委員会」を開き、上記の処分を決定した。

処分理由として「助手」は勝ち馬の公正確保に疑念を抱かせる「勝ち馬予想」を行った事。

また、「調教師」は従業員の監督を怠った事で共に「競馬の公正確保についての業務条の注意義務」に違反したとして、「日本中央競馬会競馬施行規定第147条第19号」に該当するとして処分を決定した。

「助手」、「調教師」の実名を公表しなかった事について「JRA」は「司法処分の事案ではなく、公表する事による社会的制裁の影響が著しい為」とした。

因みに過怠金50万円は、競馬施行規定のおける最も高い罰金額という。

「JRA」の「福田正二」審判担当理事は「中央競馬の厩舎関係者がこの様な事案を起こした事により、ファンの皆様にご迷惑およびご心配をお掛けした事について、主催者として心よりおわび申し上げます。本会といたしましては、今回の事案について厳正な処分を行い、全調教師に対して所属従業員の職務上の規律順守について、改めて注意、指導を徹底する様、通知すると共に厩舎関係者に対する研修を継続的に実施していく等、再発防止に努めてまいります」とコメントした。