「JRA」は14日(水)、「美浦」、「栗東」両トレーニングセンター(以下、トレセン)の「ウッドチップコース」に「調教タイム」を自動計測するシステムを導入する事を発表した。
「美浦」では今月27日(火)から運用開始。
「栗東」は現在試験中で12月7日(火)から運用開始の予定となっている。
自動計測は競走馬に付ける「調教ゼッケン」に「ICタグ」を埋め込み、200m毎に設置したセンサーを通過するとラップタイムが計測される仕組みで「坂路コース」のみ導入されており、他コースは手動で計測を行っていた。
これにより、「霧」や「モヤ」等の悪天候に関わらず計測可能となる。
競馬ファンに向けて報道される頻度の高い「追い切り」が「ウッドチップコース」に集中している現状を鑑み、3億4302万4000円の費用(工事費除く)をかけて導入に踏み切った。
尚、「芝」、「ダート」、「ポリトラック」等の導入については未定。