ハーツクライが種牡馬引退。今後は余生を送る事に。 | 趣味のブログ

趣味のブログ

競馬(JRA・G1が中心)、カラオケの採点(精密採点、全国採点GP)、メダルゲーム(最近はスターホースのみ)好きです。特に簡単な事はTwitterで呟いてます。テレビ出演されているアマチュア歌い手も応援したいです。

「ハーツクライ」(牡20歳)が「種牡馬」を引退する事が21日(月)、わかった。

同馬は「功労馬」として、引き続き「社台スタリオンステーション」で繋養される。

2004年1月に「京都」で1番人気に応えてのデビュー勝ちを収め、重賞初挑戦の「きさらぎ賞」(G3)で3着後、「若葉S」で2勝目を飾る。

牡馬クラシック初戦の「皐月賞」では5番人気ながらも14着と大敗したが、続く「京都新聞杯」(G2)で重賞初制覇を果たす。

「日本ダービー」ではレコード勝ちした「キングカメハメハ」の2着と健闘するも勝利から遠ざかっていた。

そして、迎えた2005年の「有馬記念」では当時、短期免許で来日した「クリストフ・ルメール」騎手を鞍上にこれまでの追い込み策から一転して先行策に出た。

最後の直線で先に抜け出すと21年ぶりに無敗で「牡馬クラシック三冠」を達成後に挑んだ「ディープインパクト」の猛追を半馬身差で退け、大金星でG1初制覇をもたらし、「JRA賞」の「最優秀4歳以上牡馬」に選ばれた。

翌2006年の初戦は初海外遠征となった「ドバイシーマクラシック」を制してG1·2連勝を挙げた。

続く「キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドS」は出走6頭中の3着に敗れた。

その後、その年の国内初戦となった「ジャパンC」では「喘鳴症」を発症した中での出走となり、出走11頭中、ブービーの10着に敗れた。

オーナー及び関係者協議の結果、現役引退を決定、翌2007年から種牡馬入りした。

種牡馬入り後は毎年100頭以上の牝馬と交配、ピークの2014年には246頭に種付けする等、精力的に繁殖活動を行って来た。

しかし、2020年は71頭と初の2桁にまで減少、今年はプライベート供用となっていたが種付けは行われずに「種牡馬」引退となった。

産駒は今春に誕生した当歳馬がラストクロップとなる。

2019年に牝馬として初の春秋グランプリを制した「リスグラシュー」やアメリカでG1・2勝を挙げた「ヨシダ」等、国内外で活躍馬を輩出。

後継種牡馬ではG1・3勝を挙げた「ジャスタウェイ」をはじめ、「ウインバリアシオン」、「シュヴァルグラン」、「スワーヴリチャード」、「ワンアンドオンリー」等が頑張っている。

尚、7月12日(月)~13日(火)に「ノーザンホースパーク」(北海道苫小牧市)で行われる「セレクトセール)にハーツクライ産駒の1歳馬が20頭、最終世代の当歳馬が3頭上場予定。