園田競馬で競走距離錯誤のアクシデント。鞍上は開催20日間の騎乗停止に。 | 趣味のブログ

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17日(木)の園田7R(A2二、4歳以上特別、ダート1870m、9頭立て)で「ヨハネスボーイ」(5番人気、牡4歳、兵庫・坂本和也厩舎)に騎乗した新人の「大山龍太郎」騎手(17歳、兵庫・坂本和也厩舎)が競走距離を誤るアクシデントがあった。

このレースは2コーナー奥からスタートして1周1051mのコースを1周半走る設定となっている。

同馬はスタート直後から軽快に逃げたが、1周のみの820mのレースと同じ地点からのスタートだった為か、先頭に立った1周目の4コーナーで鞍上がゴールが近づいたと勘違いして猛然と馬を追い、先頭で1周目のゴール板を過ぎたところで馬を減速させ、外側に誘導。

2周目の向こう正面あたりで後続全頭に抜かれた後、事態に気付いて同馬を促し、レースに戻るも既に追走する余力は残っておらず、8着から大差の最下位に終わった。

この騎乗に主催の「兵庫競馬組合」は適切さを欠いた(周回錯誤)として同騎手を6月18日(金)~8月4日(水)の「園田競馬」開催20日間の騎乗停止処分とした。

また、所属する「坂本」調教師も騎手への指導監督が十分でなかったとして「戒告」となった。

尚、この日の8R以降に騎乗予定だった4鞍、18日(金)に騎乗予定だった6鞍は全て乗り替わりとなった。

同騎手は4月デビュー以降、この日の4Rで勝利を挙げて早くも20勝目とする大活躍を見せ、重賞レースへの騎乗が可能となっていた。

因みに距離誤認による騎乗停止は「中央競馬」でも2018年10月13日の新潟6Rで「山田敬士」騎手が同様の事象を起こして3か月間の騎乗停処分が下されている。