「日本障がい者乗馬協会」は16日(水)、「東京パラリンピック大会」の「馬術競技」の日本代表候補選手に「高嶋活士」元JRA騎手(28歳)を含む代表候補4人を選出したと発表した。
「JRA」の騎手経験者が馬術で五輪代表に選ばれるのは初となる。
高嶋元騎手は2011年3月に「柴崎勇」厩舎(美浦)の所属騎手としてデビュー。
JRA騎手課程の第27期卒業生で同期には「横山和生」騎手、「藤懸貴志」騎手等がいる。
2013年2月の障害レースで落馬事故に遭い、2年余りのリハビリを続けたも復帰を断念、244戦0勝で2015年9月に引退した。
翌年から障がい者馬術に取り組み始めるとメキメキと頭角を現し、18年にはFEI世界馬術選手権に出場するなど、研鑽を積んできた。
競技は8月26日(木)~30日(月)に東京都世田谷区の「馬事公苑」で行われる。