青森県弘前市の｢桜田宏｣市長は12日(金)の定例記者会見で今春の｢弘前さくらまつり｣の会期を4月23日(金)～5月5日(祝･水)とし、主催団体間で｢新型コロナウイルス｣の対策を協議している事を明らかにした。
2年ぶりのまつり開催へ｢あらゆる方策を検討し、万全の運営態勢を目指す｣とした。
同まつりは｢弘前市｣、｢弘前観光コンベンション｣、｢弘前商工会議所｣、｢弘前市物産協会｣の4団体が主催。
現在は4団体で、マスク着用や手指消毒の他、左側通行の徹底による混雑防止、出店エリアの密集への対応策等を検討しているという。
夜間は樹木や建造物の新たなライトアップ箇所を設けて見所を増やし、来場者の分散を図る。
｢桜田｣市長は｢新型コロナの収束は依然見通せないが日本一の桜を多くの方にご覧いただき、少しでも希望と勇気を与えられたら｣と述べた。
昨年は4月23日(木)～5月6日(祝･水)にまつり開催予定していたが、｢新型コロナウイルス｣の感染拡大防止の為、3月26日(木)に中止を決定、会場の｢弘前公園｣を4月10日(金)から5月18日(月)まで閉鎖した。