「競輪」や「オートレース」を統括する公益財団法人「JKA」は9日(火)、レース中の事故で「骨盤骨折」の重傷を負った元SMAPのメンバーでオートレーサーの「森且行」選手(46歳、川口、25期)の現状について発表した。
「森」選手は1月24日(日)の負傷後、福岡県内の病院に搬送された後、都内の病院に転院。
「骨盤骨折」、「腰椎骨折」の診断でこれまで3度の手術を受けて無事に終了した。
レースの復帰は1年程度かかる見通しとの事。
「森」選手は1月24日(日)に「飯塚オートレース場」で行われた「開設記念レース」(G1)の11R特別選抜戦(6周回、3100m)に7号車で出走、8番手スタートから1周回2コーナーに差しかかったところで前を走る選手がバランスを崩し、避け切れずに接触、2人共落車し、「森」選手は走路外側の「金網」に激突、福岡県内の病院に救急搬送され、最初は「骨盤骨折」と診断。
その後、都内の病院へ転院し、詳しくけがの症状を検査していた。
「森」選手は「ジャニーズ事務所」のアイドルグループ「SMAP」(2016年末に解散)の元メンバーで1996年5月末を以てオートレーサーに転身する為、グループを脱退。
1997年7月にレーサーデビュー、昨年11月の「日本選手権」を優勝し、オートレース最高峰の「SG」初制覇を果たした。