今日(12月23日)の「WIN5」は、対象レースで人気薄馬が勝つ波乱が続き「的中者なし」となった。
これにより、当日の売上げ8億5686万300円の7割(的中者がいれば、払戻金に当てられる分)に相当する5億9980万2210円が、キャリーオーバーとなり、次回発売に繰り越された。
「WIN5」の「的中者なし」は、2014年11月23日(日)以来、4年1ヶ月ぶり5回目。
2014年6月7日(土)から、100円あたりの払戻金上限が6億円に引き上げられてからは3回目となった。
また、キャリーオーバー発生は同じく2014年11月23日(日)以来、4年1ヶ月ぶり11回目。
キャリーオーバー額はこれまでの最高額となった2011年9月4日(日)の8億5280万8741円(発売票数1155万5674票、的中票なし)に次ぐ、2位の高額記録となった。
「WIN5」は「JRA」が指定した5レース(以下、対象レース)の1着馬を全て当てる、5重勝式馬券。
この日は対象レースの勝利馬の単勝人気が2番人気→11番人気→8番人気→7番人気→3番人気となった。
特に対象2レース目の阪神9R「千両賞」は出走12頭中、ブービーの11番人気(単勝152.3倍)「マイネルフラップ」が勝利し、対象1レース目終了時点での的中票の残り152万8143票が、一気に4506票まで減少。
その後の対象レースも人気薄の馬が勝ち続け、対象4レース目終了時点で残りは僅か4票となった。
そして、対象最後のレースは「有馬記念」。
残り4票の内訳は、「モズカッチャン」に2票、「オジュウチョウサン」と「レイデオロ」に、それぞれ1票ずつ投じられていた。
結果、「ブラストワンピース」が勝利した事で的中票は全て無くなり、「的中者なし」となった。
因みに、勝った「ブラストワンピース」と2着「レイデオロ」との着差は僅かクビ差。
この僅かな着差が明暗となり、6億円近い超高額配当を取り逃す事となってしまった。
「WIN5」の次回発売は、中央競馬年内最後の開催となる12月28日(金)でG1「ホープフルS」が開催される。
更に当日は「JRAスーパープレミアム」が実施される事で、「WIN5」の払戻率が通常70%から80%にアップする。
これに、今日発生したキャリーオーバー額が払戻金に加算される為、いつもよりも売上げアップが期待されると同時に高額配当の大チャンスとなるのだ。
これまで「WIN5」の最高払戻金は2016年8月21日(日)の4億2012万7890円(発売票数625万8661票中、的中1票)だが、場合によっては最高記録更新どころか、払戻金上限が引き上げられてから初の夢の6億円の可能性も出て来た。
果たして、中央競馬年内最後の開催で「WIN5」が発売される12月28日(金)は一体どうなるか?
<12月23日の「WIN5」結果>
発売票数:856万8603票
馬番:15-17-8-1-8
的中票数:0票
払戻金:0円
次回のキャリーオーバー:5億9980万2210円
①中山9R「グッドラックハンデ」
勝馬:15番「ヴァントシルム」(2番人気、4.7倍)
残り票数:152万8143票
②阪神9R「千両賞」
勝馬:17番「マイネルフラップ」(11番人気、152.3倍)
残り票数:4506票
③中山10R「フェアウェルS」
勝馬:8番「シャインヴィットゥ」(8番人気、20.5倍)
残り票数:208票
④阪神10R「クリスマスキャロル賞」
勝馬:1番「ペルソナリテ」(7番人気、24.7倍)
残り票数:4票
⑤中山11R「有馬記念」
勝馬:8番「ブラストワンピース」(3番人気、8.9倍)
残り票数:0票
以上。
※結果は主催者発表のものと照合してください。