来る、12月23日(日)に「中山競馬場」で開催される「有馬記念」のファン投票の最終発表がJRAより行われ、障害の絶対王者「オジュウチョウサン」(牡7歳、和田正一郎厩舎)が10万382票を獲得、3位にランクインした。
「有馬記念」のフルゲートは16頭で、12月9日(日)に最終登録を行った馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられる事になるが10位以内が確定した為、陣営が目標としているこのレースに晴れて出走する事が決定した。
因みに、1位は「レイデオロ」(11万293票)、2位は「アーモンドアイ」(10万5561票)だった。
有効投票総数は152万485票。
条件馬の「有馬記念」出走はグレード制導入の1984年以降では、1991年「フジヤマケンザン」(10着、※1)、2007年「レゴラス」(7着、※2)に次いで3頭目だが、ファン投票の優先出走権による出走は「オジュウチョウサン」が初めてとなる。
※1:推薦委員会の選出による出走
※2:繰り上がりによる出走。
勿論、勝てば史上初。
同時に平地、障害の両G1制覇、障害→平地転向馬の重賞制覇も史上初となる。
尚、鞍上は「武豊」騎手となるが、5日(水)に香港で不注意騎乗により、12月26日(水)~29日(土)の4日間、騎乗停止処分とする事がJRAから発表された。
年内最後の中央競馬開催の12月28日(金)の「ホープフルS」等には騎乗出来ないが、「有馬記念」は騎乗可能。