世界最高潮のレース、「凱旋門賞」(G1)が3年ぶりに新しくなった「パリロンシャン競馬場」(旧ロンシャン競馬場)で開催された。
「JRA海外競馬馬券発売」もこの「凱旋門賞」で3年目に突入、同レースは今回で3回目の発売となりました。
今年は世界各地から19頭が参戦。
日本から「クリンチャー」(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)が参戦。
前哨戦「フォワ賞」は残念な結果となった。
果たして、世界最高潮のレースを制するのはどの馬か?
(結果は下にスクロール続けると表示されます)
現地は勿論、日本でも単勝1.7倍の圧倒的1番人気支持された牝馬「エネイブル」(イギリス)が最後方から猛追撃した「シーオブクラス」を振り切った。
2013年、2014年の「トレヴ」以来、史上7頭目の連覇で8連勝、G1・6連勝とした。
昨年、このレースを制して以降、膝の故障で休養を余儀なくされ、先月の「セプテンバーS」(G2)を制し、復帰したばかりだった。
鞍上の「ランフランコ・デットーリ」騎手は2001年の「サキー」、2002年の「マリエンバード」に続く2度目の連覇、自身の「凱旋門賞」最多勝利記録を伸ばし、6勝目とした。
2着に「シーオブクラス」(3番人気、アイルランド)、3着に「クロスオブスターズ」(9番人気、アイルランド)が入った。
日本から参戦した「クリンチャー」(4番人気、牡4歳、栗東・宮本博厩舎)は道中3番手で4コーナーまで「エネイブル」の内側を併走したが直線で失速、17着に敗れた。
結果はこちら。
この「凱旋門賞」で始まったJRA海外競馬馬券発売も3年目に突入。
3回目の発売となった今年の馬券の売得金(売上げ)は24億7567万6900円。
昨年は34億4333万6600円で前年比71.9%、約9億円の大幅減となった。
今年は従来のインターネット投票の他に、9月から導入された新しい投票サービス「UMACA投票」で購入可能となった。
しかし、「UMACA投票」は現時点では「東京競馬場」でしか利用出来ず、その為なのか、売上げアップには繋がらなかった。
次回の海外競馬馬券発売は早くも約2週間後の10月20日(土)に「コーフィールドカップ」(G1)が予定されている。