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1970~80年代のアメリカ・ドラッグ・マーケットに君臨した伝説の男ジョージ・ユングの
赤裸々な生きざまを描いた問題作。
ただし、ここで繰り広げられるのはドラッグ批判でもスキャンダラスな一代記でもなく、
たとえば両親や友人、恋人、そしてやがては自分の子どもたちとの交流の中から紡ぎ出されていく、人間関係そのものである。
体制もルールもボスも信用せず、ただひたすらおのれの夢と自由をかけて、
アメリカ裏社会に生きようとする青年像を、ジョニー・デップがいつもながらに熱演。
その妻マーサにペネロペ・クルスが扮している。
監督は『ビューティフル・ガールズ』のテッド・デミ。なお、ブロウ(BLOW)とは、
ドラッグの吸引を意味する俗語をさすが、奈落の底へと落ちていく運命の一撃をも
匂わせた言葉である。
BSでやっていた。
足を洗うといいながらもドラッグの世界でしか生きられない男。
実話をあつかった作品としてはなかなか良かったと思う。
