作り手の心


毎年、姉から大きなのし餅をもらいます


その、のし餅は、姉の知り合いの、地主さんの餅のお振る舞い会で頂いてくるもので


姉は一人暮らしで正月中も出かけたりで、餅は食べないからと、私がもらいます笑


もう、何年も続いています


2、3年前から、餅の味が変わりました

あれ?餅の味が薄くなってる

と、夫と私は話しました


姉に聞いたところ

今までは、その地主さんが

餅米を育てていたけれど

高齢というのもあり、他の人に貸して

今年の餅米は、その、貸してる方が作ったものだという事


私は納得でした


姉の話によると

地主さんは、元々田んぼをやっていて

持っていた土地の地域が開発されていき

チェーン展開している、お店などに、その土地を貸している


残っている田んぼで

米や餅米を作っていたそうです


田んぼへの気持ち、米への気持ちは、お金持ちになっても変わらないんだな

と思いました


傲った気持ちもなく

お金持ちになったなら

知り合いを集め

餅の振る舞いをするような人


姉の話によると

かなりの人数だそうです


そんな人が作った餅米でついた餅


コクが有り

餅本来の味がする餅


やはり、作り手の思いが

込められるんだな

というのを実感した出来事でした


餅のお振る舞い会で

姉も餅を食べてくるようで

あんこ餅、きな粉餅、納豆餅


色々な餅を出してくれるようです


その地主さんが取引している地元銀行の行員さんも

何人かいたとの事

その、行員さん達は

餅だけを食べて

あんこやきな粉、納豆は

皿に残して捨ててしまう

という事をやっていたと


姉は皿が綺麗になるまで食べたそうです


地主さんは、行員さんの

食べ方を見て


来年は、呼ばない!

と言っていたそうです


心を込めて米を作る人にとって

食べ物を粗末に扱う人を見ると、悲しくなるんですよね


「頂く」 という気持ちが無い人を見ると悲しくなるんです


作る人の思い

作る人の心


思い、心があって人間ですよね