書き始めると切り上げどきがわからなくなってしまい、6月になってしまいました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか、同志社大学The Third Herd Orchestraです。
サドハドが活動を開始してから早2ヶ月と半分、春の大一番を終えたので「ライブレポ」していきたいと思います。
まずはこちら、
「高槻Jazz Street」@高槻第一中学校グラウンド
セットリスト
1.Chonks(comp.Micheal League Arr.Kazuki Ueoka)
ソリスト Talk Box氏木明日香
Ba. 原田俊哉
Gt. 馬場俊輔
Tb. 小林真大
2.Brotherhood(Espoo Bigband)
ソリスト Key. 氏木明日香
Tp. 長高樹
3.Bak-!(Jon hatamiya)
ソリスト Dr 巽幹
Tb. 馬杉和貴
Ts. 木下伊織
4.My favorite things(The Third Herd Orchestra)
ソリスト Key. 氏木明日香
Gt. 馬場俊輔
Ts. 木下伊織
澄み渡る青空のもとで迫力のある演奏ができたと感じております。
Chonksで初登場のTalkBoxは各所で話題になったらしくリズムパート中心にニチャニチャしております。
我らがボス、コンサートマスター小林真大もエフェクターを用いたソロに挑戦しており、管楽器ソロの新境地を模索しています。
↑本番前にタリーズでエフェクターボードを仕上げてから来たそうです。嘘でしょ。
サドハド以外にも関西・関東から多くの学バンが参加している中、春合宿の成果を存分に発揮できたと感じております。
↓祭りを楽しむ男達(ピントは合っていない模様)
続いてはこちら
↓ ↓ ↓ ↓
「新開地音楽祭」@メインステージ
セットリスト
1.Chonks
(comp.Micheal League Arr.Kazuki Ueoka)
ソリスト Talk Box氏木明日香
Ba. 原田俊哉
Gt. 馬場俊輔
Tb. 小林真大
Ts. 木下伊織
2.Brotherhood(Espoo Bigband)
ソリスト Key. 氏木明日香
Tp. 長高樹
セットリストは高槻からほぼ変わらないながらも随所に高槻とは異なるアプローチを散りばめました。
晴天に恵まれ、とても気持ちのいい本番でした!
さて、先ほど「異なるアプローチ」と述べましたが、具体的にはどんな違いがあるの?ということで2曲目「Brotherhood」に注目して少し解説したいと思います。
まずはこちらをご覧ください。Brotherhoodのエンディングのベース譜です。
...
...
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DIE DOWNって何?!
全体としてはピアノソロが終盤に入り、ホーンセクションがキューイン、曲の締めくくり、という場面なのですが、
この「DIE DOWN」の解釈にコンマス中心にかなり頭を捻りました。
「ピアノを中心に踊り狂って死ぬ」
「どんどん細くなって静かに死ぬ」
「急死」
など色々なアイデアが出る中で、高槻では「踊り狂って死ぬ」案が採用になりました。
ピアノソロの裏でベース、ギターがリフを弾く中でドラムを中心にホーンセクションが暴れる。
そして最後はプツンと終わる。
個人的にはとてもスッキリまとまっており、うまく解釈できたのではないかと思います。
一方新開地ではコンマスが追加譜面を徹夜で作ってきてくれたのでそちらを採用することになりました。
曲の初めのフィールを引用しつつ、コードを動かし、最後はテーマとなるリフが転調する。
難易度は大きく上がりましたが、新たな解釈を示せたというふうに思います。
(筆者は全体がブレイクした後、一斉に転調し、盛り上がっていく様は燃え尽きる隕石みたいでかっけえなと思います。
キングダムで言うと龐煖と戦う信ですね。)
作曲者であるEspoo Bigbandに動画を送ってみたところ、「そう!そんな感じ!」(意訳)だそうでこの曲に対する一つの解釈を見出せたと思います。
皆さんもぜひ曲の終わり方に注目して聴いてみてください!
(動画の方は江口毅チャンネルに両方とも挙げていただいています。本当にいつもありがとうございます。)
(新開地音楽祭の動画は過去最速アップロードだったとか...)
以上!ライブレポ(5月編)でした!