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WHOOP HOOPの話その22 トクダ

さて、2003年の「しとやかイオン」発売以来、
スムルースの名前は少しずつ全国に広がっていきます。

東京を中心にライブイベントへのオファーが増え、
スケジュールがどんどん活気づいて行きます。

複数のレコードメーカーからも
「1度ライブを観てみたい」と連絡が入るようになり
メジャーデビューに向けてどんどん勢いづいていきました。

大阪では心斎橋クアトロにてワンマンライブができるようになり、
その次に発売した「ヒマワリサン」のころには心斎橋BIG CATと会場が大きくなっていました。

こうして書いていくと激動のデビュー前なんですが、
渦中の本人は、ぜんぜん気付いていないんですね。

なんか忙しくなったかなあー

くらいなもんで…。

お客さんが全くいない中の哀愁の全国ツアーをしても、
こうして勢いが出てきたころでも、
まったくテンションがおなじ、
何があってもマイペースでのんびりホクホクで愉快なスムルースです。

苦難も成功もピクニックしているようなもんなんですから気楽なもんです。



「鈍感」は夢追い人にとって最も大事な感覚なのかもしれませんね。



そんな中、勢いも勢いで、サマーソニック大阪に出場が決まってしまうんですね。

これはすごい。

会場はZEPP大阪でして、体験したこともない大きい会場に高い天井、
星の数ほどに思える照明に何千人もの人で埋め尽くされているわけです。

そんな中、スムルース、特にボクの「鈍感」の才能はここでも発揮されまして、
まったく気おくれすることもなく、のびのび本番を終えます。

楽屋裏にはケイタリングといいまして、
食べ放題の豪華な食事が用意されているのですが、
こんなスペシャルなイベントに出場しておいて、
一番印象深いことが「楽屋裏に食べ放題のご飯があること」ですから
角度を変えてその時の自分をみれば、ある意味たいしたもんに思えます。

人によれば名前を聞くだけで鼻血を出してしまうような大物ミュージシャンと
なんの気兼ねもなくケータリングを楽しんでいるわけですから、なかなかのもんです。

しかし、見た目はまるでフリーターそのものですから
「パスがないと警備員に止められるから絶対なくすなよ」と言う事務所のボスも
遠足にきた引率の先生気分だったに違いありません。

以下、当時のスムルースのフリーター感わかる個人写真をご覧ください。

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(ここでバイトしているようにしか見えませんね)

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(こちらも、魚屋さんが趣味でギター弾いてる的な)

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(こちら昭和の空気がそのまま残った素敵な理容室です)



この時代、毎日、ほとんど同じ服を着てました。

ご飯だってお腹が満たされたらどんな安いもの(拾いもの)でも気になりませんでした。

散髪は文房具のハサミで自分で切るか、友達が切るか。

旅行にいきたいとか、オシャレがしたいとか、車が欲しいとか、

まったくそんな気持ちなんてありません。

ただスムルースがしたかった。

日銭暮らしの生活を不憫に思うことなど一度もありませんでしたし、
逆に楽しそうに遊んでいるまわりの人たちをみて
楽しそうでイイネ!と思うことはあっても、うらやましいと思うことなどありませんでした。

今でも根底はずっと同じです。

もっといえば、ボクは音楽がしたいんじゃないのかもしれません。



ボクは、スムルースがしたいんですね。



スムルースはメンバー3人ですが、
もっと、もっと広い意味で言ってます。

支えてくれる事務所スタッフ、
今回も睡眠時間を削って動いてくださるヤマハのみなさん、
全国のイベンターさん、
いつも応援して下さるファンのみなさん、
友人、家族。

全部があってこそスムルースと言えます。

毎回、毎回、本当に同じ顔ぶれで、
ずっとスムルースがしたいのです。

こんな今の時代に、
こんなことを言っても仕方ないのは十分わかっているのですが、



どうか一人も減らないでください。
そして、もっともっとたくさんの人に届きますように。


ずっとみんなでスムルースしていきたいです。




明日は、江坂ミューズにてライブですよ。

「WHOOP HOOP」から新曲もやりますのでどうぞお越しください~。