ライブについてのお知らせとメンバーからのメッセージ | スムルース オフィシャルブログ Powered by Ameba

ライブについてのお知らせとメンバーからのメッセージ

みなさまへ

先日ホームページへ掲載させていただきましたとおり、3月26日(土)16時から予定しておりましたイオン高松ショッピングセンターでのミニライブ&サイン会は、諸般の事情により中止とさせて頂きます。
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解のほどお願い申し上げます。

なお、3月27日(日)高松DIMEでのワンマンライブは変更なく実施致します。

高松公演の実施にあたり、メンバーそれぞれからメッセージが届いておりますので、下記にご紹介させていただきます。

※3/26(土)の「イベント参加券」は「直筆サイン色紙」とお引き換えさせていただきます。詳細はお手数ですがスムルース公式サイト PC版携帯版 をご参照ください。


【Vo&Gt.徳田憲治より】

西日本は被災をしていない
でも 今回の災害は こんなにせまい日本において 西も東もない 
たとえ 大阪のバンドが 四国でライブをしたとしても
その声が 日本どころか 
高松の小さなライブハウスの何百人かの前にしか 届かないとしても
ボクらが 今 日本全国のみんなと 
関わり合い いたわり合い 心を動かし合っているのだから
想いは きっと 届くものと信じている
だけど 実際のライブは 直接被災地の方々のためのライブとはならないだろう
今 ボクたちができることは 義援金に協力することであって ライブじゃない

だけど きっと みんなおなじきもちだとおもうけど
なにかしたくてしかたがない そして なにもできなくてもどかしい

そんな中 被災地のファンの方から声が届いた
スムルースの音楽を聴いて 元気にしていると

ボクらスムルースの力は限られている
今 ボクらが何のために音楽をするかと聞かれたら

スムルースのファンのみんなのために

本当は もっと 大きな視野での発言をしたいけど
それがスムルースの 今 持てるだけの答え
だから こんなときだけど こんなときだからこそ ライブをやる
そして いつか 被災地が 歌を必要とするほど復興したときは
すぐにでも 向かう

ボクたちは おなじじだい おなじばしょで ともにいきている



【Ba&Cho.小泉徹朗より】

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
高松公演は予定どおり行います。それについて僕の考えていることや感じていることをみなさまにお伝えすべきだと思うのだけれど、結論としては、できません。
正直に書こうとすればするほど、文章は混乱していくばかりです。そしてきっと、誤解を招くばかりです。書いては消し書いては消しを繰り返し、ただ時間が過ぎていくばかりです。
つまり、僕自身が混乱しているのです。まだ。とても。
だめですね。
ただ、地震後にアップしたいくつかの記事で、僕の胸のうちのおおよそはすでにお伝えすることができたと思っています。それ以上のことばを、いまは紡げないということです。
ひとつ、誤解を恐れずに言うならば、僕は僕の日常を喜怒哀楽とともに過ごしていて、そして、高松公演は僕にとっての日常で、そして、その日をとても楽しみにしています。
これがいま僕が書ける正直なことばのすべてです。不充分でごめんなさい。読んでくださってありがとう。
それでは高松でお会いしましょう。東日本からいらっしゃる予定の方はどうかくれぐれも無理はされぬよう。



【Gt&Cho.回陽健太より】

先日、急遽メンバーと事務所に集まり、横浜公演を延期と決断した中で今回のツアーの高松公演をどう考えるか、つまりそれは、今回の地震の被害が広がりを見せている中で僕らは何が出来るのか、どう今後の活動をしていくのかということを話し合いました。これを書いている時点で未だ被災地での被害の広がりが収まる様子はなく、東京ですら電力の不足が危ぶまれている状況です。横浜公演は時期的な意味でも実際に以前ブログで書いたような危険性や、沢山の人の安心を奪ってしまう可能性が多分にあり延期を決定しましたが、高松公演は今回、被災地ではなく、現状では電力不足や危険等もないであろうと予測できます。しかし元々はツアーファイナル。遠くの地から足を運んでくださる予定だった方も沢山いらしたでしょう。決行すればその方達を待たずしてのライブになる。楽しんでいられるような状況の方ばかりではないはずなので、必ずしも「楽しいライブになる」ということを約束できる環境でもありません。そういった環境下でのライブは、果たして適切なのか?ということを悩みました。
結論として、僕達は高松公演を決行することに決めました。
今は今回の震災で被害を受けた方達、被害を受けた僕達の国「日本」のために、被災していない自分が何を出来るのかということを考えるべき時です。そのことを思う時、募金や救援物資を送ることはもちろん重要です。しかしそれと同じくらい、被災者ではない人間が、被災した地を含めた全てを支えようとすることも重要だと感じています。
今回の被害は確実に日本の経済に影響しています。だからこそ、今回の震災の影響で、直接の被害のなかった地までもを不景気にさせてはいけない。数ある沢山の会社を苦しい状況にさせてはいけない。それはつまり消費者の僕の立場で言うと、だからこそ僕らは物を購入しなければいけない。その先で持ちこたえる会社が増える。だから物を作る。そして経済が回る。その循環が生まれるからこそ、今ある被害の、もうひとつ先の未来での支援が可能になる。募金や物資を送ることはもちろんですが、生まれ育った地を離れなければならなくなった被災者の方々の新しい仕事の受け入れ余裕を作れる。これからの生活を作れる。
その可能性が僕のような、被災者ではない人の日常に多く含まれています。
全ては繋がっています。
そして僕の仕事は音楽に携わっていることです。
人より少し、人の目に触れやすい場所での仕事です。
そんな僕達が今出来ること。
それは、その仕事を明確な理由無しに止めてしまわないことです。
そして、その姿を人に見てもらうことです。
今僕がこの風潮、環境の中で高松のライブをやると決心し、その行動を信じて動こうとする心を支えていてくれるのはそれらの理由と、そして応援してくれてきた皆さんがいてくれたから以外にありません。
やるからには精一杯の仕事をします。
応援よろしくお願いします。

・・・しかしながら、元々がツアーファイナルだった高松公演。
やはりそれでも遠方から来られる方も沢山いらっしゃると思います。
どうぞ無理をなさらないでください。
あなたが動くことで不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
今はまず、多くの人が気持ちで繋がっていることが大事な時ですから。
そんなときは無理をせず、あなたの応援の気持ちをブログのコメント欄やモモダチクラブのファンメール、ツイッター等でどうぞ僕らに届けてください。
僕らはその言葉を励みにして、向かいます。