2007年リオデジャネイロ世界柔道選手権で女子52キロ級初出場・銅メダルに


輝きながら翌年北京五輪に中村美里選手に出場権を奪われた西田優香選手。


 昨年のロッテルダム世界選手権を中村選手が制し、ロンドン五輪日本代表


レースでは同級世界ランク1位として一歩、中村選手が先を走っています。


し・か・し、代表レースの勝負はこれからです。9月の東京代々木体育館での


世界選手権からが本当のレースのスタートだからです。昨年まで世界代表は


各国各級一人が原則でしたが、IJFの方針により各級2人まで各国代表を送り


出すことが出来(無差別級は4人も)、昨年金メダルを獲得の福見、中村、上野の


3選手も安閑としていられないのが現状なのです。そこを睨んでミキハウスの野村


選手が動き出しましたね。迎え撃つ平岡選手の今大会の活躍は見物ですが、


前述女子3階級の闘いも見物です。もともと、西田選手は一昨年の福岡での


選抜柔道大会で五輪代表をあとちょっと、のところまでだったのが初戦苦杯を


喫し、五輪代表を逃がした経緯がありました。ここのところ国内での中村選手との


戦いは一進一退の争いが続いています。西田選手も心に秘めた強い意志が


あるのでしょう、今月始めのグランドスラムモスクワで優勝、続いて先週のウラン


バートルW杯も制し、一挙に世界ランク3位まで上昇しましたね。世界選手権


では順当に行けば決勝戦で西田VS中村の日本人対決がありそうです。


 一昨年の福岡の涙を忘れずに、頑張れ西田!死に物狂いで世界を制せ!!

先週末、韓国水原で開催のIJF・マスターズ大会は日本国内での中継は


ありませんでしたが、IJFサイト内の「Judo TV」で生中継されていましたね。


世界選手権覇者の中村美里、上野順恵選手は順当に制覇しましたが、


福見友子先週は準決勝で無理な体勢からの背負い投げを浅見選手に


返され自滅してしまいましたね。勝ち続けることの難しさ・・・。ロンドン五輪に


向けて今回の惨敗は福見選手の発奮材料になることを期待しています。


一方、男子は90キロ小野選手、100キロ穴井選手が見事な一本で金メダルを


獲得出来ました。60キロ平岡選手の決勝技ありを取った後の逆転の一本


負けと、100キロ超決勝のリネールとの体力差の指導負けの鈴木桂治選手の


戦いは残念でしたが。また、韓国の世界王者の王選手を破った粟野選手、


その勢いでその後の活躍を期待しましたが、世界は甘くなかったですね。


ネットでYOU TUBE→検索欄にjudo 2010 Suwonと打ち込めば、大概の


試合(IJF JUDO TV録画)を見ることが出来ますので、興味ある方はご覧


下さい。

本日のグランドスラム東京初日は男子2階級、女子2階級が行われました。


結果は・・全階級、日本勢が制覇!!男子60キロ級決勝は微妙な指導2による


僅差で日本勢同士の対決を制した福岡選手が初優勝を遂げましたが、他の


男子66キロ級、女子78キロ超級、78キロ級はいずれも一本で海老沼、塚田、緒方


の3選手が優勝を遂げました。中でも男子66の海老沼選手、女子78の緒方選手


は共に大学1年の若手選手で、初戦から若手らしい溌剌とした動きで快進撃、


11月の講道館杯に続き見事な初優勝を遂げました。決勝での海老沼選手は


韓国選手とのつばぜり合いの中、切れ味鋭い背負い投げで勝利を収めましたので


TV観戦の全国の柔道ファンも見ていて、気持ち良い思いをしたのではないでしょう


か(^^)。一方、緒方選手も全日本ジュニア、世界ジュニア、講道館杯と無敗の快進撃


の勢いで決勝でも劣勢の中、残り時間が僅かの所で穴井さやか選手に逆転の押さ


え込みで完勝し、投げて良し寝技でも良しとバランスの取れた柔道を見せてくれまし


た。先日、中澤さえ選手が引退し、ポスト中澤の争いが激化している中、一歩、緒方


選手がリードした感を見ていて感じましたね。。。来年の世界選手権日本代表決定に


向けて、若手の旗手、海老沼&緒方両選手の今後の活躍が楽しみです(^-^b)