今朝の新聞で、自分の母校も「必修漏れ」があり、
都教委に嘘の報告をしていたことが報じられていました。
・・・悲しい気持ちです。
私が高校へ通っていた当時も、先生方は進学実績をあげるのに一生懸命でした。
でも、今の先生方とはやり方が違います。
私が入学したときは、創立5年目で、進学実績もない、中程度の高校でした。
初代校長先生は、近隣の中学や進学塾を訪れ、
「優秀な生徒をうちの学校によこして下さい。」
と頭を下げて回りました。
高1のとき、
「基礎講座」という授業が週1時間あって、
高校入試で一番点数の低かった科目を中学の復習から徹底的に教えてくれました。
高3のとき、入試対策のための特別授業を組んでくれました。
朝7時から、平日の放課後、土曜日の午後、夏休み、冬休み直前講座・・・
いろんな科目の先生方が空いている時間を利用して授業をしてくれました。
もちろん、正規の授業時間外です。
ですから、私は塾や予備校に通うことなく、現役で大学に合格できました。
勉強だけでなく、生活指導も厳しいものがありました。
学校行事も中途半端は許されませんでした。
「君たちのしていることは、すべて地域の人たちが見ているんだ。」
と教えられました。だから、いい加減なことは出来ませんでした。
先生も生徒達も一つになり、
「この学校の伝統は自分たちが造る」
という気概にあふれていました。
今、母校は、都内でも有数の進学校として有名になり、
だまっていても、優秀な生徒が集まってくるようになりました。
でも、それは創立当時の先生方の熱意の賜物であることを肝に銘じていただきたい。
それにあぐらをかくようなことはしてほしくない。
もちろん、文科省の責任は重大です。
週5日制と現行の学習指導要領にがんじがらめにされて、苦しいのはわかります。
それは小学校でも同じでしたから。
だったら、
「この学習指導要領では、受験の実態に合わない」
と声を大にして訴えて頂きたい。
姑息な手段を使って進学実績を上げるようなことはしてほしくないです。