病室から別の部屋にようやく移る。
これで少しは呻ける~…

で、自分でかけてと言われ、
旦那さんに電話をする。


まぁ…雪で車は出せないので、
何とかすると言って電話を切る。


どんどん痛くなる。

気持ち悪くなり、何度か吐く。
悪阻で吐いたことなかったのに…


その時点で11時半頃。



必死にいきみ逃しをする。


お尻が痛くて仕方ない。
看護師さんにさすってもらう。


でも、ここで騒いじゃダメだ!
と思い、ひたすらこらえる。



しばらくして、股にかぱっとはまった感じになる。

看護師さんは行ったりきたり。
1人になると不安になり、
看護師さんの手を掴む。

…相当な握力だったと思う(汗)
ごめんね。看護師さん。




で、いよいよ分娩室に移ると言う事になり、
自分で車椅子に乗れとか言う…

無理無理だよーっ!

と思いつつ…
根性で車椅子へ。

で、また車椅子から分娩台へ乗れとか言う…

もー、無理!
と思いつつ、気合で分娩台へ転がる。


もう、時間は覚えてないけど、
何回か水をもらい、いきみ…
切開され…





2月16日 午前3時01分
体重2358g



大きな泣き声で、
手を伸ばして触るとあたたかくて。

元気に産まれて来てくれた事にほっとした。


涙がでた。


すぐに体をキレイにするからと連れて行かれる。
響く泣き声があまりに元気で、
本当に心からほっとして、
胎盤を出したり、切開したところを縫合してもらってる間、
ずっと
「どうですか?元気な子ですか?
何でもないですか?」と先生に聞く。

「大丈夫ですよ。」

に、ようやく安心した。

薬も飲んでたし。
帯状疱疹の治療もした。
SLEの影響も不安で仕方なかった。

安心したら途端に縫われてる股が痛くて、
「先生痛いよ!」とマジ切れ…
長かった…


縫合が終わり、分娩台からベッドへ移る。

さっきまで熱かったのに、寒くて寒くて仕方ない。

両手にレイノーが出て、真っ青に。

がたがた震えて、布団を沢山かけてもらう。


しばらくして赤ちゃん登場。
隣に寝かしてもらう。


ち、ちいさーーーい。



感動と言うか、何て言うか。
もう分からない気分になる。

あっ!と思い、アイフォンでとりあえず写真を撮ってもらう。



分娩室から検査室に移る。

しばらく寝たかったので、
赤ちゃんは預かってもらい、寝る。




続く。