写真は当院やリーグで推奨している肩関節・肘関節周辺のトレーニングです
特にインナーマッスルの強化はスポーツ選手には重要と言われています。
また肩こりのキツイ方にもお薦めのトレーニングです![]()
「インナーマッスル」・・・深層筋のことをさします。
つまり身体の奥の方にある筋肉の総称です。
働きとしては、姿勢を細かく調整したり、関節の位置を正常に保ったりします。
また逆に「アウターマッスル」・・・身体の表面近くにある筋肉のこと・・・
例えば、大胸筋や上腕二頭筋(力こぶ)・・・
これらは、ベンチプレスやスクワットなどは一般的な筋トレで強化されます。
イラストはインナーマッスルを鍛える一つの方法です。
インナーマッスルの役割・・・
もし人間の腕が肘を曲げる筋肉と伸ばす筋肉の2つだけだったらどうなるか![]()
おそらく、昔のロボットのような直線的な動きしか出来ないでしょうね![]()
複雑な動作を行うためには肘を曲げ伸ばしするというようなメインの動作と一緒に、
上腕や前腕を回転させたりする補助的な動作が必要になります。
つまり人間の身体は柔らかく効率的に動くように出来ています。
柔らかさの理由は、機械のように関節が完全に固定されていないからです。
関節は軟骨や腱などの軟部組織で連結されていて・・・
骨と骨の位置が調節できるようになっているのです。
しかし逆にあまり関節が緩い状態であれば、スムーズな動作の妨げになります。
動作にあわせて骨と骨の位置を最適な状態に保たなければいけません。
この関節の位置を調整しているのがインナーマッスルになります。
なぜインナーマッスルを鍛える必要があるのか・・・![]()
例えば、野球の投球動作・・・
ボールを投げるとき、身体の動きは決して直線的ではありません。
当然下半身にも回転運動等はおこりますが・・・
ここでは主に肩と肘の動きについて述べてみます。
投球動作時、肩と肘にはかなりの捻り動作が要求されます。
それがあるため速いボールやキレのあるボールが投げられるということです。
そのためにインナーマッスルの強化が必要となります。
関節に近い筋肉(インナーマッスル)が優位に作用すると・・・
肩や肘に「しなり」が生じるということになります
ここでインナーマッスルが弱く、アウターマッスルが優位に働きすぎると・・・
野球の肩関節の疾患でよくみられる
インピンジメント・シンドローム(ぶつかり症候群)になることがあります![]()
これは肩関節の骨同士が正しい位置を保てなくなる症状です。
アウターマッスルのトレーニングを多く取り入れると・・・
インナーマッスルがアウターマッスルの力に振り回され、
姿勢が不安定になったり、関節を正しい位置に保てなくなります。
そのためにインナーマッスルを鍛えて姿勢や関節の安定を保持します。
またスポーツをしていない人でもインナーマッスルトレーニングはお薦めします。
日常生活の中でも動作に無駄が無くなれば疲労も少なくなるし・・・
歩く、立ち上がるなどの「立ち振る舞い」も美しく見えますよ![]()
その他、肩が上がらなくなる「五十肩」や「肩こり」なども
筋肉のアンバランスによって起こると言われています。
これらもインナーマッスルのトレーニングを行うことで・・・
予防や改善する効果があるということです![]()
「インナーマッスルトレーニング
」・・・一度お試しあれ![]()
トレーニングの方法ですが・・・
まず500mlのペットボトルに水を入れるか、500gのダンベルを用意します。
それぞれ各20回ずつぐらいで良いでしょう。
あくまでも無理なく・・・
最初は10回でも良いですし、2回に分けても結構です。
またアウターマッスルの強化が決して悪いことではありません。
パワーを付けるには必要ですから・・・
ただし、年齢や体力を充分考慮して行いましょう。
同時にインナーマッスルの強化も行うとより効果的ですよ![]()

