元々、絵を描くのがすきです。
漫画の影響で、イラストを描いたり、岡本太郎さんの影響でパキッとした色使いや、なんじゃこれは、みたいなものを図工・美術で表現をしてみたり…
小説もちまちま書いてます。
PCを初めて触ったときは小説を一太郎で書いてましたね。今はメモ帳が多いですけど…
DIYも好きです。
ホームセンターで部品を買っては失敗して、買っては失敗して、棚とかを付けたりするのが多いです。
なので、創作をする、という、「ものを創造すること」自体は子供のころから好きでした。
幼いころからの”技能”と”芸術”
思えば、私の子供のころの家庭環境的には「創作」をするにはもってこいだった気がする。
何せ父が機械工作や電子工作が得意で、夏休みの宿題なんかはしょっちゅう大人の科学とかを渡された。
おかげで工作をしたり科学を学んだりするというのは好き。
しかし、芸術の面では父は、絵がドヘタだった。図面は分かりやすかったんだけどな。
私の「創作」の”技能”は父の工作からなんだろう。
では、”芸術”の部分はどこから来たんだろう。
おそらく、母方の血なんだと思う。父方では無い。
まぁ、とにかく、子供のころからの環境って大人になってもなにかしらのベース(地盤)になっているのかなと感じた。
イラストを描くために再び筆を取ったり、
Webデザインの勉強を始めてからというもの、
とにかく「創作」活動の毎日。
まるで美大生にでもなった気分。
(ちなみに私は大学生を経験したことがないので完全に偏見だ)
毎日、何かしら描いたり
広告やLPのデザインをもそもそとやってみたり
動画を編集したり…
最近は作字というものにも手を出した。
とにかく、「創作にかかわる何か」をやっている。
本職を休んで、辞めて、毎日時間を自由に使える。
確かにスクールの課題…講義…スキルをあげるために必須のやることがあるけど
基本時間配分は自分の裁量。
うつ、ヘルニア、ドライアイと治療中なのでその日によって体調の浮き沈みが激しい。
でも、「創作」はベースなのか、何かしらやる。
うわぁ…めっちゃ疲れた…やばい…終わるかな…とか弱音を吐くけど
面白いのだ。
正解も正確も、データで判断されることもない。
完全に人の感覚で出来る。
技術畑にいたときは、データがものを言う。これが好きだったが、嫌いでもあった。
完全に経験値で語られる、技術者。ずっと居たけど、正直嫌い。
これが私の中のベース(感覚)と、知識と、技術の鍔迫り合いだった。
なんだか「チリが合わない」。
結構このもや…としたチリの合わなさが意外と、悩ましいものだったなぁ、なんて思う。
今でももや…とするときはある。
たいがいはこのチリが合わない、というもの。
私には”技能”と”芸術”がごちゃっと混ざっているから「なんか…変だな」と思う。
最近気づいた、自分の本性ってやつですね。おそらく。
深く考えすぎな面もあるかもしれないが、性格上、突き詰めて考えて納得しないとずっと気にする。
自分の好きなこと
持っている技能
で、振り回されていた…ということ。
「好きを仕事に」とはよく言ったものだけど
これが中々に難い闇であることを知る。
そんな28の秋であった。