サッカーJリーグ1部(J1)の川崎は5日、ヤマザキナビスコ・カップ決勝(3日、国立)で所属選手が表彰直後にメダルを外すなど態度が悪かった問題を受け、準優勝賞金5000万円を自主返還するなどの対応を決めた。武田信平社長ら役員3人は減俸10分の1(3カ月)、ガムをかんで表彰式に臨んだDF森勇介は最低1試合の出場停止処分とした。
練習前のミーティングで選手を厳重に注意した武田社長は「メダルを外し、握手をしないなどの行為は大変失礼。(賞金返還は)すべて許されることではないが、1つの誠意の証」と説明。今後については「試合の中でお返ししていくのがわれわれの義務」と選手にフェアプレーを求めた。午後には伊藤宏樹主将らとともにJリーグの鬼武健二チェアマンを訪ね、直接謝罪する予定。
J1横浜の来季監督にOBの元日本代表MF木村和司氏(51)が就任することが決定的となった。横浜は4日、リーグ戦10位の成績不振を理由に、昨オフに3年契約を結んだ木村浩吉監督(48)を今季限りで解任すると発表。関係者によると後任候補を木村和氏に絞り、就任は確実な状況という。現役時代、絶妙なFKを武器に「ミスター・マリノス」と呼ばれた男が、名門復活へ向けて動きだす。
また、嘉悦社長代行はこの日、「責任を木村(浩吉)監督に押しつけるわけではない」と明言。6月に今季補強の最大目標に掲げていた日本代表MF中村俊輔(現エスパニョール)の獲得に失敗したチーム統括(強化部)の刷新も示唆した。現在のチーム統括は、広島のペトロヴィッチ監督(52)やJ2鳥栖の岸野靖之監督(51)を後任候補にリストアップしていたが、同代行が外部招へい案を白紙に戻し、木村和氏に再建を託した形だ。強化部長にあたるチーム統括本部長には、木村和氏の県広島工の1年先輩で、同じく日産黄金時代のメンバーだった元日本代表MF金田喜稔氏(51)の就任が有力。気心の知れた金田氏が強化のトップに就任すれば、木村和氏も采配を振りやすくなりそうだ。
今季8位と低迷し、2年連続で無冠が決定的な浦和が4日、鹿島の韓国代表候補DFパク・チュホ(22)を獲得するために正式オファーを出したことが分かった。DF三都主アレサンドロ(32)が今季途中に名古屋へ移籍したために、手薄となった左サイドバック(SB)補強に、浦和は今季封印したアジア枠をついに行使することを決めた。
無冠危機にひんしている浦和が仁義なき左SB補強に再び動き出した。
関係者によると、浦和強化部が4日、鹿島に対して、DFパク獲得の正式オファーを出したことが発覚した。今季水戸からJ1王者に移籍した“コリアン・レフティー”は今季リーグ19試合で先発出場したが、8月15日の大分戦から9試合連続で出番なし。韓国代表候補にも入り、来年2月の東アジア選手権での選出の可能性が浮上するなど将来も期待されている。鹿島との契約も1年契約で移籍金はゼロ。推定年俸1000万円という超格安な“優良物件”だ。
信藤健仁TDは7月、鹿島強化部に左SB新井場徹(30)獲得の申し入れを一蹴されたばかり。宿命のライバルの先発SB獲得に失敗後、サブ獲りに走るというなりふり構わぬ補強策で、かつての常勝軍団は浮上の契機を探っている。
何故に浦和は、鹿島ばかり狙う?
サポと違ってフロントは鹿島の事が好きなのか?
鹿島がどういう提示をするのかも注目したいです
4年ぶりのJ1昇格に王手をかけるC大阪が、元日本代表FW播戸竜二(30)=G大阪=の獲得を目指していることが4日、分かった。8日の草津戦(長居)にも実現するJ1昇格決定後に、本格的に獲得交渉に入る模様だ。
播戸は今季、リーグ戦20試合に出場も、すべて途中出場。2得点と不本意なシーズンを送っている。クラブから10月中旬に来季の構想から外れたことを通告されていたこともこの日、判明。しかし、持ち味の裏への飛び出しや、元日の天皇杯決勝・柏戦、8月15日の浦和戦で決勝弾を決めるなど、ここ一番での勝負強さは健在だ。また、明るいキャラクターやサッカーへ取り組む姿勢、面倒見の良さで、若手の良き見本になっている。FWが補強ポイントで、主力に若手が多いC大阪には、うってつけの存在となる。