新しいアイデンティティーが
私の世界に侵略してきた。
invasion。
その新しいアイデンティティーは、
得たいが知れない。
とらえどころがなく、
これまでの私の常識では理解が出来ない。
毒なのか。
薬なのか。
全く判断できない。
理解できないけど。
その世界に恋に落ちる。
恋に落ちてはいけないものかも知れない。
でも、恋に落ちる。
そして、希望を見る。
もしかしたら。もしかしたら。もしかしたら。
希望が私を元の世界に
留めようとする。
そっちは行っちゃだめ。
危ないよ。
どんな危険が潜んでいるか
分からないよ。
怪我するかもしれないよ。
痛いの嫌だよ。
痛いの嫌でしょ。
こっちにいなよ。
一緒にここにいようよ。
こっちにいたら安全だよ。
ずっと安全だよ。
ぼくが守るよ。
そっちは
外から見ていようよ。
透明のガラスで守られた場所にいようよ。
透明だから、
よーく見えるよ。
見て楽しもうよ。
安全な場所で楽しもうよ。
素手で触らなくたって
想像出来るじゃない。
それで十分じゃない。
それで十分楽しめるじゃない。
それで満足じゃない。
見えてるんだから、
手に入ったのと同じことだよ。
ただ、感触がしないだけ。
感触って必要??
感じるために
手を傷だらけにする価値ある??
そんなに痛い思いをする
必要はある??
どっちを選ぶの??
答えは簡単だと思うけど。
この安全基地がいいよ。
大丈夫。
ずっとこっちにいようよ。
ね。
そうしよう。