ゴロワーズを吸ったことはない | THIS IS ブログ

ゴロワーズを吸ったことはない

こんばんは。ウエダカズキです。


このブログを書くために、パソコンの電源を入れインターネットを立ち上げたら、毎回ヤフーニュースのトピックが目に入るんだけど、さっきこんな見出しの文章が、




「相次ぐ解散、厳しい音楽業界」



「もう音楽では喰えない!相次ぐ中堅グループの休止・解散劇」



と。






その記事を読むと、あえてグループ名は出さないけど、音楽を多少なり好きな人なら大体が知っているような有名なアーティストたちが続々と解散もしくは活動休止していることを知った。理由はもちろん色々あるにしろ、経済面での問題は否めない。


と。


僕らアーティストにとって、それは切実だ。もちろん。人生をかけている。

ならば貴方たちリスナー側はこの現状に対してどう感じるのだろう?





なにも俺たちに同情してくれなんて思っていない。

無理にCDを買ってくれとも。ライブにきてくれとも。





ただ単純に本来、生活と密接な関係にあるはずの音楽。(今でも街は音楽であふれているが)

なんでCDが売れないのかがわからない。ネットの普及?魅力的な音楽が無い?金が無い?、、、


少なくても自分はそのどれにも当てはまらない。


俺は物欲の塊だ。データだけの音楽なんて音楽の半分以上損してるようなもんだと思っている。

俺は最近、1万円近いレコードを買った。それはただお金が有り余ってるからじゃなくて、本当にそのレコードが最高にかっこよくて、ヒップだったから。飯代を削った。メンバーに金を借りた。

そうして手に入れたレコードはそれだけで、自分とレコードに強い関係が出来るし、自分の掛け替えの無いライブラリーとなる。まぁこれを例にだすのは酷な話かもしれない。自分が音楽へ対するプライオリティが人より高いことはわかっている。


でもしかし、

しかしだが、

特に男子!

金が無いのはわかる。

が、

男は何かに凝ったり、

こだわったりしなきゃ

駄目だ!

それが音楽じゃなくっても!



もし、自分にこれだけは譲れないものってのができたとしたら、たとえそれがすごく小さなことでも人生がグッと豊かになるでしょう。












「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」



ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい

ほらジャン・ギャバンがシネマのなかで吸っているやつさ

ヨレヨレのレインコートの襟を立てて

短くなるまで奴は吸うのさ

そうさ短くなるまで吸わなくちゃ駄目だ

短くなるまで吸えば吸うほど

君はサンジェルマン通りの近くを歩いているだろう


ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい

一口吸えば君はパリへひとっとび

シャンゼリーゼでマドモワゼルに飛び乗って

そうだよエッフェル塔と背くらべ

ちょっとエトワールの方へ向いてごらん

ナポレオンが手を振っているぜ

マリーアントワネットもシトロエンの馬車の上に立ち上がって

ワインはいかがと招いてる


君はたとえそれがすごく小さなことでも

何かに凝ったり狂ったりしたことがあるかい

たとえばそれがミック・ジャガーでも

アンティックの時計でも

どこかの安いバーボンのウイスキーでも

そうさ何かに凝らなくては駄目だ

狂ったように凝れば凝るほど

君は一人の人間として

幸せな道を歩いているだろう


君はある時何を見ても何をやっても

何事にも感激しなくなった自分に

気がつくだろう

そうさ君は無駄に年をとりすぎたのさ

出来ることなら一生

赤ん坊でいたかったと思うだろう

そうさすべてのものがめずらしく

何を見ても何をやってもうれしいのさ

そんな風な赤ん坊を

君はうらやましく思うだろう




作:ムッシュかまやつ









なんか話が反れたので、つづきはまた今度!



ウエダカズキ