こんにちは
読んでいただき、目にとめていただきありがとうございます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
妊娠していますよ、と医者に言われて私はすぐに、
おろします、おろさせてくださいと泣きながら医者に言いました。
医者は、命を軽くみるな!あなたは18歳だしどっちにしろ親の承諾がなければおろせない!すぐに連絡しなさい!
とたんまり叱られました。
18歳の私は混乱しているし、たくさんの後悔や思いがあふれてきて医者の言葉は耳に入ってこなかったのを覚えています。
不安な気持ちを誰かに聞いてほしくてゆうきさんに何回も電話をかけましたがでてくれませんでした。
ラインの文章で 妊娠したので出勤できないです、どうしよう? と送ると
了解しました!また元気になったら教えてね! とだけ返ってきました。
あ、私ただ遊ばれてただけなんだな、お前の子かもしれねーのに、、セックスって愛でもなんでもないんだ、、彼にとって私は都合のいいときに性欲処理ができて、いっぱい働いてくれるただの女だったんだ、、と。
私って本当にバカだなと、、、産婦人科の外のベンチで涙をながしていました。
そして親には高校卒業してからはあまり連絡を取っていませんでした。
家も多額の借金で苦しかったため、母は朝から晩までパートづけの日々だったのでこれ以上迷惑をかけたくなかったです。
しかしすぐにおろさなければならなかったので、仕方なくその日にお母さんに電話しました。
お母さん、大事な話がある、実家の近くにホテルをとったから今日はそこに一緒に泊まってほしい。と
お母さんは何も聞かずにパート終わりにホテルへ来てくれました。
私はお母さんに風俗の話は絶対に言えないし、なんていおうとひたすら考えていました。
部屋に入ってきたお母さんに
私妊娠してしまったけど誰の子か分からないからおろしたい助けてください
明日病院に一緒についてきてください
するとお母さんは何も言わずに泣きじゃくる私を抱きしめてくれました。
ああ、久しぶりに愛を感じました。
その日の夜に喉に違和感を感じていたものが悪化し、高熱をだしました。
救急車とまではいかなかったので
なんとか夜をくぐりぬけ、次の日に病院に向かうのでした。