ホルモン治療を開始して、胸オペ早くしたいなと思いながら

9か月くらいたったくらいにO病院の先生に「胸オペはいつできますか?と聞きました。

すると意外にも「いつでもいいよ、いつがいい?」との回答

そんなこと言われると今すぐにでもオペしたいですよね(笑)

すぐスケジュールを確認しその日のうちに胸オペする日が決まりました!

 

展開早いですよね(笑)

僕自身こんなにすんなり決まると思ってなかったのでびっくりしました。

もちろん僕の場合なので、焦らず医師の判断に任せてくださいね!

 

胸オペおするにあたって、

一週間前にまず血液検査

胸の大きさを見て、術式が決まります

僕の場合はAカップくらいだったので乳輪切開法と言って下側乳輪沿いに1cmぐらい切開し、乳腺と脂肪を取るやり方で手術しました。

 

 

オペの前日、緊張するかなと思ってたが緊張よりも楽しみでしかたなかったです(笑)

オペ当日血液検査の結果も問題なかったので、その日の昼過ぎにオペを開始することが決まりました。

 

オペ前の準備として、

まず病院服に着替えて、オペ後はあまり広範囲で腕が動かしにくいと聞いていたのですぐ手の届く位置にいろんなものを配置しました。

準備満タンにして待っていると、看護婦さんが来て膝下まであるソックスを履かされました。

これが少しきつめのソックスで浮腫まないようにするものだとかなんとか(笑)

 

その後、点滴を打って30分後ぐらいにオペ室に向かいました。

オペ室で手術前の胸の写真を撮り、冷たい手術代で麻酔を打ち気が付いたら寝てました。

 

 

目が覚めたのは夜中でした。

目が覚めた瞬間は、胸当たりがズーンとした重い感じがしましたが痛みはありませんでした。

でもそれよりも、喉がカラカラというかイガイガしていてめちゃめちゃ水が飲みたかったのですが、

まさかの準備してなかった!

なので、必死で手を伸ばしナースコールを押し、看護婦さんに飲み物を頼み一口だけですが水を飲みました。

飲んだ後はまたすぐに眠りにつきました。

 

 

翌日目が覚めたのはお昼。

ドクターの回診のため看護婦さんに起こされ、診察を受けました。

術後はしばらく胸を圧迫するバンドみたいなのをつけて、入院生活をすごしていました。

痛みはほとんどなく、腕が動かしにくいくらいで特に不便はありませんでした。

 

入院生活は、当時付き合っていた彼女にお見舞いに来てもらったりとゆったりした時間を過ごしました。

休みの少ない飲食業をしていたので、彼女が来ていないときはいつまでも寝てました(笑)

看護婦さんによく寝るねと言われるぐらい寝てました(笑)

 

 

手術から三日後の退院日に最終診察をし、ここで初めて平らになった胸を見ました。

胸がないことで心も体も身軽になりとても嬉しかったです。

 

退院日に胸に刺さってるドレーンを抜き、抜糸もしました。

このでドレーン抜去、抜糸が一番痛かったです。

胸のバンドはもう3日くらいは着けていたほうがいいとのことで着けていましたが、初日から巻くのがめんどくなりなべシャツで圧迫してました。

お風呂も2.3日はシャワーのみで傷口に菌が入らないようにテープみたいなのをしてシャワーしました。

お風呂上りは必ず消毒をし、血が出なくなるまではガーゼを貼っていました。

お風呂に入る度平らになった胸を見て、1人でニヤニヤしてました(笑)

 

 

やっぱり胸があるといくら格好が男でも女と認識されてしまいますよね。

無くなった解放感と保険証を見られない限りは女だとばれなくなった時はめちゃめちゃ気持ちよかったです。

特に夏!!Tシャツ一枚で過ごせること、海で上に服を着なくて済むこと!最高に幸せを感じました!

 

 

 

オペ代についてですが、当時は保険適用の話もなくすべて実費の込々70万でした。

ほかの病院に比べるとかなり高いほうかもしれませんが、とても丁寧で、傷口もわからないくらいのきれいな仕上がりなのでとて満足してます。

 

 

今では保険適用も進められており、お金の負担はかなり減っていると思います。

次回、それについて書きたいと思います。