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-May.15th.Saturday.Morning-
まぶたの向こう側から降り注いでくる真っ白な光で目が覚めた。
気持ちのいい午前の陽ざしだ。
視線を左に移すとそこには一人の女がいた。
どうやらまだ眠っているらしい。
軽く悪戯でもしてやろうと思ったが、あまりに気持ちよさそうに眠っているのでやめておいた。
微笑んだような顔で、幼い少女のように毛布にくるまってスースーと寝息を立てている。
一体どんな綺麗な夢を見ているのだろう。
眠り姫をそのままにしてベッドから起き上がると、自分が下着しかつけていないことに気がついた。
ベッドの横を見ると、昨晩自分が身に着けていた服と一緒に雑然と女物の下着が上下脱ぎ散らかしてあった。
これには苦笑いする他ない。
服を身につけ、ズボンのポケットからつぶれたタバコを取りだす。
白煙をぼんやり眺めながら昨日の記憶の整理を行う。
彼らは大丈夫だろうか。
あれでよかったのだろうか。
今考えても仕方がないことばかりだった。
タバコを二本灰に変えるのと同時に、思考が一巡して元の地点に帰ってきた。
視線をベッドの方に向けてみるが、素っ裸の眠り姫はまだしばらく目を覚ましそうにないので、久しぶりに料理に挑戦してみようと思いキッチンに向かった。
昨年の秋に彼女からもらったアナログ時計の針はまだ、8時半を示している。
後記
気の迷いから小説っぽいものを書いてみる。
気が向いたらまた書くかもしれません。書かないかもしれません。
たまに生きている意味を考える。
気が付いたら僕は僕だったし、昨日も明日も僕は僕でしかない。
なぜ自分がここにいるのか分からないままただ生きてる。
二十歳を過ぎても答えにたどり着けず、今でも保留したままでいる。
でもこんな風に思うこともある。
みんな保留したまま生きてるんじゃないかなって。
答えを見つけなくても明日はくるし、分からなかったからって何が変わるわけでもない。
それでいいのかな。
そんな思考のループを続けてはや十余年。
目の前にある手が届く「何か」にほんの少しだけ影響を与えながらそこに存在してる、僕ら。
楽しければいい、そんな風に割り切って気楽に行こう、かな。
なかなか難しい。問題。


