今までは、キューバ革命を起こし政権を奪取した、カストロという人物は軍事力で強引に民衆を制圧してきた悪者だと認識していた。

1960年代の中南米は、アメリカの帝国主義にいいなりの軍事国家がほとんどで、軍事力で国民を圧制し、農民たちの生産物を搾取、教育や医療が一部の特権階級にしか行き渡らない不平等な政治が行われていた。

そんな世の中を良くしようと立ち上がったのが、カストロやチェ・ゲバラたち。
彼らの志はブレることなく農民に革命の意図を伝え、医療を施し農民たちの理解を得ることができキューバ革命を成し遂げることができた。

アメリカのいいなりである日本の教育を受けた影響を自分自身感じた。
反日感情がある国と同じく、教育が価値観を形成する。

小泉内閣がアメリカかぶれの合理主義を日本に無理矢理取り込み弱肉強食主義を推進したため、日本企業の雇用文化が崩壊し格差社会ができてしまった。

アメリカ国民自体が決して悪ではないが、アメリカ中心のやり方に限界が見えた今、各国独自の文化を尊重し隣国との連携を強めるべきである。

イラク戦争も911もそもそもはアメリカが仕掛けたことでもあるし。

これからの国力の指標はGNPではなくGNH[グロス・ナショナル・ハッピネス]だと言われている。
GNHが高いといわれるブータン国民の9割以上は今の生活に満足しているとのこと。
教育費と医療費が全て国の負担であるということが要因とのこと。


教育に大事なことは、一方から見た感覚[価値観]とともに、そのもう一方から見た感覚を考えることだと思う。

ほぼ全ての物事にはしかるべき要因が存在する。