あなたは運動が好きですか?
わたしは嫌いです。
しゃがめば膝がパキッと鳴るし、
階段を上がるだけで筋肉痛になる。
体を動かすのも、汗をかくのも嫌いだし、
スポーツに興味持ったこと一度もない。
スポーツ観戦なんて絶対にしないから、
四年に一回の頻度で「非国民」と呼ばれている。
それなのに、今日の朝、
勇気を出してパーソナルトレーニングの体験に行き
そのまま「月4回のトレーニング」を契約してきました。
入会費と初月費で、約8万円の出費。
8万円って、寿司と鉄板とうなぎを食べてから
マッサージに行けるほどの金額よ...。
さて、前置きはこのぐらいにして、
なぜパーソナルトレーニングに行くことにしたのか、
お話していきたいと思う。
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わたしは運動が嫌い。
だけど、"運動をする人" には憧れがある。
お尻がキュッと上がっている女子に
「スタイル良くない?運動とかしてる感じ?」
と問い詰めると
「平日に週2でジム、週末は登山ですね。」
みたいな回答がくる。
これが実にカッコいい。
そう、ジムに通っている女はカッコいいのである。
「自分を大切にしてます!」って感じがするし、仕事も優先順位をつけて上手くやっているに違いない。(勝手な想像)
一方、わたしはたるんだ尻をしていて、
年齢とともに体を重く感じるようになってきた。
わたしも「ジムに通っている女」になりたい・・・。
ヨガでもピラティスでもなく、
『ジム』に通っているのがカッコいい。
そんな淡い憧れから、トレーニングジムを調べ始めた。
ところが、調べれば調べるほど恐怖を感じる。
運動習慣がある人には理解できないと思うんだけど、
運動しない人にとって「筋肉マッチョ」とか「マシン」とかって恐怖の対象でしかないんだよね。
きっと、
・自分には無い
・自分には出来ない
・自分には分からない
ということを思い知らされるからだと思う。
英語を話せない人って、
外国人と話すのが怖いと感じるじゃないですか。
それと同じような感覚じゃないかな。
だけど「ジムに通っている女」になりたいわたしは
とにかく小さくスタートすることにした。
・家から近い
・マンツーマンで見てもらえる
・嫌になったらやめれる(月額)
・トレーナーがマッチョじゃなさそう
そんな条件で検索に検索を重ねたところ、
ちょうど良さそうなお店があった。
嫌だ嫌だ、めんどくさい。
どうせすぐ、行かなくなるんだ。
だけど、ここで予約をしなかったら、
わたしは一生、運動しないままかもしれない。
「ジムに通っている女」に憧れたまま、
「家でポテチをむさぼる女」であり続けるんだ。
・・・うーん、そのほうが嫌かもな・・・
こうやって挑戦しないまま、
自分自身に「出来ない」というレッテルを
当たり前のように貼ってしまうことのほうが
『筋肉マッチョ』よりも『マシン』よりも
ずっと怖いことなんじゃないか????
・・・そんな感じで、
「どっちがより嫌か」
を天秤にかけ続けてみた。
その結果、
頭の中のモヤモヤは消えなかったけど、
震える手で体験会の予約をした。
当日、やっぱり「あぁ気が重いな・・・」と思った。
でも、予約したからには行くしかない。
地味めなTシャツとジャージを引っ張り出し、
バッグに突っ込んで家を出た。
お店はアパートの1室だ。
ドキドキしながらノックをする。
トレーナーと思われる人物がドアを開けた。
ヒゲが似合う黒髪イケメンだった。
正直、この時点でだいぶ帰りたかった。
美しくなった後にイケメンと出会うのは大歓迎だが、
イケメンにトレーニングしてほしいわけではない。
マゴマゴするわたしを横目に、
イケメンは淡々と手続きを済ませ、
ついにトレーニングが始まった。
人生で始めて「ベンチプレス」というものをやった。
15kgで死ぬほどしんどかった。
「皆さん、何キロを上げるんですか?」
と聞いてみたところ、
「100kgを目指す、というのはよく聞きますね」
とのことだった。
分かる。
分かるよ。
「100」っていう数字がカッコいいんだよね。
わたしも個人事業主時代、月商100万目指したもん。
思わぬところでマッチョたちに共感し、
あっという間にトレーニングが終わった。
額の汗がどんどん出てくる。
冷や汗なのか、
運動の汗なのか分からないが、
「わたしだって教わればマシンを使えるんだ!」
という達成感がハンパなかった。
挑戦するということは、
それがどんなに小さいことでも
「自分の可能性を信じる」ということなのかもしれない。
これを半年、1年と続ければ、
いつかは自分でもマシンを使えるようになり
高級ホテルに泊まったときに
大体4階とか5階にあるフィットネスルームで
ビジネスマンと思われる人々と共に
朝日を浴びながらトレーニングとかするかもしれない。
かっこいい。
実にかっこいいではないか。
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そんなミーハーな気持ち100%で
パーソナルトレーニングを契約してきました。
パーソナルトレーニングを調べ始めてから
実は1年ぐらい、体験予約をしぶってました。
だって怖かったし、
続けられるかどうかも自信がなかったから。
でも、ちょっと考え方を変えてみました。
『続けられるかどうか』は分からなくても、
『始めること』はすぐにできるかも、と。
3年後のわたしは、もしかしたら
「平日に週2でジム、週末は登山ですね。」
なんて言ってるかもしれません。
〜Fin〜