東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
令 和 6 年 度 入 学 試 験 最 終 合 格 者

 

ピアノ     12

ヴァイオリン  12

 

ヴィオラ    1

チェロ     3

 

フルート    1

 ホルン     1

トロンボーン  1

トランペット  無し

 

 箏曲     2
長唄三味線  1
邦楽囃子   1

 

合格者合計 36 名

 

演奏会案内

令和5(2023)年度 定期演奏会

令和5(2023)年度 公開実技試験

  • 第1日 6月25日(日)
    ピアノ【奏楽堂】
    (開場・9:30/試験開始・10:00) ※事前申し込み不要・入場無料

     
  • 第2日 6月28日(水)
    管打楽器【本校201ホール】
    (開場・13:00/試験開始・13:30) ※事前申し込み不要・入場無料

    邦楽【本校201ホール】
    (管打楽器に続き実施/試験開始・14:30) ※事前申し込み不要・入場無料

     
  • 第3日 6月30日(金)
    弦楽器・作曲【奏楽堂】
    (開場・9:00/試験開始・9:30) ※事前申し込み不要・入場無料

    ※なお、試験につき、未就学児のご入場はご遠慮ください。

令和5(2023)年度 その他の演奏会

  • 4月25日(火) アカンサス・コンサート
    本校201ホール 13:00開演 ※生徒招待者・学内関係者対象公開
      保護者入校証または東京藝術大学の身分証をお持ちの方 または、
      生徒より事前に招待を受けた方 に限りご入場いただけます。
  • 5月23日(火) アカンサス・コンサート
    本校201ホール 13:00開演 ※生徒招待者・学内関係者対象公開
      保護者入校証または東京藝術大学の身分証をお持ちの方 または、
      生徒より事前に招待を受けた方 に限りご入場いただけます。
  • 7月14日(金) 輝く☆未来の星アカンサスコンサート(室内楽)
    滝野川会館・大ホールもみじ 北区文化振興財団主催 ※入場無料・事前申込制
  • 10月15日(日) 輝く☆未来の星コンサート(オーケストラ・合唱)
    北とぴあ・さくらホール 北区文化振興財団主催 ※入場無料・事前申込制
  • 11月14日(火) アカンサス・コンサート
    本校201ホール 13:00開演 ※生徒招待者・学内関係者対象公開
      保護者入校証または東京藝術大学の身分証をお持ちの方 または、
      生徒より事前に招待を受けた方 に限りご入場いただけます。
  • 11月21日(火) 輝く☆未来の星アカンサスコンサート(室内楽)
    北とぴあ・つつじホール 北区文化振興財団主催 ※入場無料・事前申込制
  • 12月15日(金) 室内楽発表会
    本校201ホール 13:00開演 ※一般非公開
  • 12月19日(火) アカンサス・コンサート
    本校201ホール 13:00開演 開場12:45頃を予定 ※事前申込不要・入場無料
           (会場準備終了次第のご案内、校内ではお待ちいただけません)
  • 12月20日(水) ピアノ初見アンサンブル演奏会
    本校201ホール 13:15開演 ※保護者対象公開

定期演奏会の記録

演奏視聴

第31回定期演奏会より

「花三題」中能島欣一
「編曲砧」宮城道雄(編曲:牧野由多可)
「元禄花見踊」三世杵屋正次郎(作詞:竹柴瓢助)
J. ブラームス/運命の歌 作品54
J. ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

※権利処理ができていない作品は配信ができません。

第30回定期演奏会より

「供奴」四世 杵屋 三郎助
「新高砂」初世 寺島 花野
「さしそう光」宮城 道雄
J. ブラームス/ドイツレクイエム 作品45(抜粋)
A. ドヴォルジャーク/交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」作品95

第29回定期演奏会より

「ひぐらし」中能島 欣一
「砧三章」沢井 忠夫
「鶴亀」十代目 杵屋六左衞門
G. F. ヘンデル/ジョージ二世のための戴冠アンセムより  HWV260, 261, 258
P. I. チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64

※権利処理ができていない作品は配信ができません。

第28回定期演奏会より

「元禄花見踊」 三世杵屋正治郎岡
「千代田の雪」 中能島欣一
「飛鳥の夢」 宮城道雄
F. メンデルスゾーン/オラトリオ「聖パウロ」 作品36(抜粋)
R. シューマン/交響曲 第1番「春」 変ロ長調 作品38

※権利処理ができていない作品は配信ができません。

第27回定期演奏会より

岡安小三郎 原曲:「岡康砧」
宮城道雄 作:「都踊」
九世杵屋六左衛門 作曲:「越後獅子」
J. S. バッハ:マニフィカート 二長調 BWV243
J. ブラームス:交響曲 第2番 二長調 作品73

※権利処理ができていない作品は配信ができません。

創立60周年記念藝高同窓会演奏会より

木下牧子作曲/やなせたかし作詞:「愛する歌」より ひばり
木下牧子作曲/やなせたかし作詞:「愛する歌」より 誰かが小さなベルを押す、さびしいカシの木
高橋裕作曲/宮沢賢治作詞:4人のソプラノのための「敗れし少年の歌える」(世界初演)
三津橋勾当(宮城道雄 編曲):編曲松竹梅
D. ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第8番 ハ長調 作品110
山中 千佳子〈46期〉:Signal to Signalles for Orchestra(世界初演)
P. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
S. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

※権利処理ができていない作品は配信ができません。

第26回定期演奏会より

中能島欣一:「ひぐらし」(山田流箏曲・尺八)
松阪春栄:「楓の花」(生田流箏曲・尺八)
四世 杵屋六三郎:「勧進帳」(長唄・長唄三味線)
W. A. モーツァルト:ミサ曲 ハ長調 「雀のミサ」KV.220 (196b)
A. ドヴォルジャーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88

 

学校長挨拶

 「生徒たちが、実によく発言しますね」

 

 本校の授業を参観した方は、口々にこうおっしゃいます。自律した音楽家の育成を目指す本校では、以前より、専攻実技のみならず、アンサンブルや演奏研究など様々な授業において、主体的、対話的な学習活動を展開しています。

 

 日本で唯一の国立の音楽高等学校である本校は、音楽の早期専門教育への機運が高まった1954(昭和29)年、御茶ノ水の地に創設されました。

 

作曲、ピアノ、弦楽器、管打楽器の専攻で始まり、その後、邦楽の専攻が加わって現在に至ります。

 

大学に隣接する現在の上野の地に移転したのは、1995年(平成7)年のことです。

 

卒業生たちはこれまで、作曲家や演奏家としてはもちろんのこと、教育者、音楽プロデューサーなど様々な形で、日本の音楽界をリードしてきました。2016(平成28)年度には、文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、5年間にわたって、大学と連携しながら、海外の音楽家による指導や交流機会の拡充、音楽家として求められる語学力の強化など、世界を舞台に活躍する人材の育成に向けた指導方法の開発に尽力しました*1

 

 各学年1クラス、全校生徒約120名の小さな学校ではありますが、同じ志をもつ生徒たちは、まさに高山流水、互いをよく理解し尊重し合っています。また、専攻実技は東京藝大の兼任教員から直接指導を受けています。

3年生の公開実技試験、2年生の研修旅行、全校生徒による定期演奏会、地域の音楽ホールと提携した演奏会など、演奏の機会が豊富に設けられているほか、校外合宿や秋の祭典など学校行事が多いのも特徴です。

 「音楽の力で未来を切り拓こう」という意欲あふれる皆さんに出会えることを、楽しみにしております。

  令和5(2023)年6月

東京藝術大学音楽学部教授/東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校校長  山下 薫子

東京藝術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)卒業、同大学院音楽研究科(音楽教育研究領域)博士後期課程満期退学。

静岡大学教員を経て現職。

 

 

2021年度1月25日13時、令和3(2021)年度

「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」(藝高)入試の最終合格者が発表された。

今年の最終合格者数は計36名※(11専攻)。昨年より4名少なかった。

2021年度 専攻別 合格者数

※カッコ内は昨年度

 

ピアノ
最終合格者 :14名(12名)

 

ヴァイオリン
最終合格者 :7名( 12名)

 

ヴィオラ
最終合格者 : 1名( 1名)

 

チェロ
最終合格者 : 4名( 3名)

 

コントラバス
最終合格者 : 2名( 0名)

 

ハープ
最終合格者 : 1名( 2名)

 

クラリネット
最終合格者 : 1名( 0名)

 

トランペット
最終合格者 : 2名( 1名)

 

 

作曲
最終合格者 : 1名( 0名)

 

 

筝曲
最終合格者 : 3名( 4名)

 

【音楽学部】2021年度東京藝術大学音楽学部・別科募集要項 出願時提出書類の一部訂正について

2021年度東京藝術大学音楽学部・別科募集要項 出願時提出書類の一部訂正について

 

 

 

令和2(2020)年度東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」

(藝高)入試

 

1月25日13時、令和2(2020)年度「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」(藝高)入試の最終合格者が発表された。

今年の最終合格者数は計40名※(11専攻)。昨年より2名少なかった。※併願合格者1名含む

受験者は昨年より22名少ない計93名(13専攻)、競争率は2.33倍だった。(昨年は115名⇒42名で2.74倍、一昨年は97名⇒40名で2.43倍)

 

昨年度からヴァイオリン専攻と管打楽器専攻の専攻実技試験の第2回合格者発表がなくなり、第1回合格者全員が第2回試験を経て、1月23日の楽典・聴音・新曲視唱・副科ピアノ、24日の一般教科(国・英・数)・面接の試験を受験

 

ヴァイオリン専攻は受験者31名が、1月20日の第1回試験(音階とローデ19番)を受験して19名が合格。1月22日の第2回試験(メンデルスゾーン:協奏曲 ホ短調 第1楽章)と23日の楽典・聴音・新曲視唱・副科ピアノ、24日の学科試験・面接を経て、最終合格者12名が決まった。

(昨年は受験24名⇒第1回合格16名⇒最終合格9名、一昨年は受験25名⇒第1回合格18名⇒第2回合格15名⇒最終合格13名)

過去6年のヴァイオリン専攻の最終合格者数は2014年12名⇒2015年12名⇒2016年13名⇒2017年11名⇒2018年13名⇒2019年9名と推移している。

2020年度 専攻別 合格者数と受験者数

※カッコ内は昨年度
※ヴァイオリン以外の弦楽器専攻は昨年度は第1回合格者発表がなかった。

ピアノ
最終合格者 :12名(12名)
第1回合格者:16名(18名)
受験者   :32名(41名)

 

ヴァイオリン
最終合格者 :12名( 9名)
第1回合格者:19名(16名)
受験者   :31名(24名)

 

ヴィオラ
最終合格者 : 1名( 4名)
第1回合格者: 1名
受験者   : 3名( 6名)

 

チェロ
最終合格者 : 3名( 4名)
第1回合格者: 5名
受験者   : 9名( 5名)

 

コントラバス
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名
受験者   : 1名( 2名)

 

ハープ
最終合格者 : 2名( 1名)
第1回合格者: 2名
受験者   : 2名( 2名)

 

フルート
最終合格者 : 2名( 1名)
第1回合格者: 2名( 2名)
受験者   : 3名( 4名)

 

オーボエ
最終合格者 : 1名( 0名)
第1回合格者: 1名( 0名)
受験者   : 3名( 1名)

 

クラリネット
最終合格者 : 0名( 1名)
第1回合格者: 0名( 2名)
受験者   : 2名( 3名)

 

トランペット
最終合格者 : 1名( 1名)
第1回合格者: 1名( 1名)
受験者   : 1名( 2名)

 

打楽器
最終合格者 : 1名( 1名)
第1回合格者: 1名( 2名)
受験者   : 1名( 2名)

 

ファゴット
最終合格者 : 0名( 1名)
第1回合格者: 0名( 2名)
受験者   : 0名( 2名)

 

ホルン
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名( 0名受験者   : 0名( 3名)

トロンボーン
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名( 0名)
受験者   : 0名( 2名)

 

サクソフォーン
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名( 0名)
受験者   : 0名( 1名)

 

チューバ
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名( 0名)
受験者   : 0名( 1名)

 

作曲
最終合格者 : 0名( 2名)
第1回合格者: 0名( 2名)
受験者   : 0名( 4名)

 

筝曲
最終合格者 : 4名( 2名)
第1回合格者: 4名( 3名)
受験者   : 4名( 4名)

 

尺八
最終合格者 : 0名( 0名)
第1回合格者: 0名( 1名)
受験者   : 0名( 1名)

 

長唄三味線
最終合格者 : 1名( 1名)
第1回合格者: 1名( 3名)
受験者   : 1名( 3名)

 

邦楽囃子
最終合格者 : 0名( 2名)
第1回合格者: 0名( 2名)
受験者   : 0名( 2名)

 

ヴァイオリン以外の弦楽器専攻の受験者数が以下のように判明した。

ハープ2名(昨年2名)、ヴィオラ3名(6名)、チェロ9名(5名)、コントラバス1名(2名)

 

今年度の各専攻の合計受験者数は93名となり、昨年(115名)よりも、22名減少した。

ここ7年の受験者数推移は以下の通り。※カッコ内は最終合格者数

 

【全専攻計】
2020年: 93名
2019年:115名(42名)
2018年: 97名(40名)
2017年:109名(43名)
2016年:119名(41名)
2015年:112名(41名)
2014年:109名(43名)

 

【ヴァイオリン】
2020年:31名
2019年:24名( 9名)
2018年:25名(13名)
2017年:27名(11名)
2016年:37名(13名)
2015年:29名(12名)
2014年:27名(12名)

 

【ピアノ】
2020年:32名
2019年:41名(12名)
2018年:44名(14名)
2017年:41名(12名)
2016年:48名(12名)
2015年:47名(12名)
2014年:41名(12名)

 

【その他弦楽器】
2020年:15名
2019年:15名(9名)
2018年: 4名(3名)
2017年: 8名(4名)
2016年: 8名(7名)
2015年:10名(7名)
2014年:14名(7名)

 

【管打楽器】
2020年:10名
2019年:21名(5名)
2018年:17名(7名)
2017年:23名(8名)
2016年:18名(3名)
2015年:17名(5名)
2014年:18名(6名)

 

【作曲】
2020年: 0名
2019年: 4名(2名)
2018年: 2名(0名)
2017年: 3名(1名)
2016年: 2名(0名)
2015年: 2名(1名)
2014年: 2名(0名)

 

【邦楽】
2020年: 5名
2019年:10名(5名)
2018年: 5名(3名)
2017年: 7名(7名)
2016年: 6名(6名)
2015年: 7名(4名)
2014年: 7名(6名)

 

 


2020年1月20日から始まる「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」(藝高)の入試に先立って、1月19日、藝高構内の掲示板に

 

「入学試験に関する注意事項」・「第1回集合時間」・「ピアノ専攻課題曲演奏箇所」が掲示され、同内容が藝高公式サイトにも公表された。

集合時間表によれば、今年のヴァイオリン専攻の受験者は31名で、昨年(24名)より7名増加した。(昨年のヴァイオリン専攻の最終合格者数は9名)

 

一方、ピアノ専攻は32名で、昨年(41名)より9名も減少。

 

管打楽器専攻も全体で10名(昨年21名)と大幅に減少。受験者はフルート3名(4名)、オーボエ3名(1名)、クラリネット2名(3名)、トランペット1名(2名)、打楽器1名(2名)の5専攻のみで、ファゴット(昨年2名)、ホルン(3名)、トロンボーン(2名)、サクソフォーン(1名)、チューバ(1名)の受験者はゼロ。

 

作曲もゼロ(昨年4名)、邦楽も5名で、昨年(10名)より5名も減少した。

尚、ヴァイオリン以外の弦楽器専攻の受験者数は1月20日に判明する。

ヴァイオリン専攻の第1回試験は1月20日。カール・フレッシュ:スケール・システムより変ロ長調(B-dur)とローデ:24のカプリースより19番を演奏する。

分析編”受験者22名減少!

矢張り”名門私立「中高一貫校」の影響か?=私見!!

【開成中学】 中1からピアノと楽典を学び、中2で二部形式の曲を作曲して自ら演奏する

2020/01/18(土) 14:36:16

※この記事は2014年6月に掲載したものです。

開成中学の音楽の授業ではピアノが必修である、さすがは全国のピアノ指導者の強固なネットワークを誇るピティナである。

開成の現役生のお母様でピティナ正会員がいらっしゃるということで、開成中・高への直接取材が実現。そのユニークな音楽教育の詳しい内容を明らかにするレポートが、ピティナ公式サイトにアップされている。


ピアノといっても、曲の演奏が目的ではなく、創作を兼ねた指導がメイン。そこには、論理的思考が得意な開成の生徒の特性に合った、開成ならではの音楽教育を行うという、明確なポリシーが貫かれている。

・音楽の専任教員は開成OBで東京芸大の楽理科卒。

・音楽の授業は中1は週2時間、中2・3は週1時間。楽典とピアノ(中1・2)、ギター(中3)を学ぶ。

・高校は選択制。4つの専門コース(歌唱、ピアノ、ギター、作曲)から1つ選ぶ。

・中学では創作指導を兼ねたピアノ指導がメイン。「コードネームを見て左手で和音が弾ける、アルペジオの伴奏形を自分で考えて弾けることを目的」とする。

・校歌を写譜して、記譜法を学ぶ。音階・和音の転回形を学び、中1で和音の構成要素をおおよそ習得させる。

・中2は基礎固めでバッハの小フーガを鑑賞、メヌエットに取り組む。2学期にはこれまでの理論に基づき二部形式の曲を作曲し自ら演奏することを課題に。

・高校の作曲専門コースは20名。テキストには芸大の和声の教科書として編まれた『和声―理論と実習』 (島岡譲著)を用いる。四声体の和声を学び作曲を行う。

・開成中の新入生へのアンケートでは、約40%が「ピアノを習ったことがある」と答えている。

「芸は身を助ける」「楽器一つで人生が変わる」との柳澤校長の言葉は、グローバル時代において音楽や器楽の素養がいかに重要かを、実にシンプルに言い表している
 

 

音楽高校初年度納付金

 

東京都はこのほど、都内私立高(全日制)の初年度納付金の詳細を発表、桐朋女子高(音楽科)は、176万2,200円で昨年に続き、第2位の高額となった(金額自体は昨年と同じ)。

 

初年度納付金は入学年度の納付金のことで、授業料、入学金、施設費など納付する金額のこと。今回の発表では、都内の私立高231校が対象となった。コースなどにより学費が異なる場合は、それぞれ別に計算しているため、対象校数は都合269校となっている。

 

初年度納付金が最も高かったのは、玉川学園高等部(IB)で190万6,500円、逆に最も低かったのは鶴川高(町田市)の63万9,800円だった。

 

ちなみに音楽科のある高校では、東京音大付属高が87万3,000円、上野学園高器楽・声楽コースが98万7,800円、同演奏家コースが102万1,000円、東邦音大付属東邦高が89万9,600円、国立音大付属高が100万9,500円となっている。

 

音楽科高だけでいえば、最高額の桐朋女子高と最低額の東京音大付属高では、倍以上の開きのあることがわかる。

 

因みに藝大附属音楽高校の初年度納入金は17万1,600円

  入学金 授業料 施設費 その他 初年度納入金 入学手続時
音楽科 56,400 115,200 0 0 171,600 56,400

※ほかに、学年行事積立金、保護者会費、後援会費などが必要

施設費には、施設設備費、維持費、教育充実費等が含まれます。。

 

総合芸術高等学校の学費(都立)

■初年度納入金(2019年度参考)

  入学手続き時 1年時終了まで 計(初年度年額)
入学金 5,650円 5,650円
授業料 118,800円 118,800円
施設費
その他 130,000円 130,000円
合計 5,650円 248,800円 254,450円

 

桐朋女子高

入学金入学時*500,000円運営維持費年額300,000円施設拡充費年額127,600円授業料月額
*年額68,400円
*820,800円教材費月額
*年額900円
*10,800円保健費月額
*年額250円
*3,000円生徒会費年額2,400円PTA会費年額1,800円PTA入会金1,000円

 

東京音楽大学付属高校の学費(円)

施設費には、施設設備費、維持費、教育充実費等が含まれます。

  入学金 授業料 施設費 その他 初年度納入金 入学手続時
音楽科 120,000 542,000 (※1) 100,000 189,000 (※2) 951,000 602,000 (※3)

(※1)授業料は、全納・2回分納も選択できる。(※2)維持費、校外学習費などを含む。(※3)授業料分納の場合。一般入試の入学辞退者は、3月9日までに申し出れば入学金以外が返還される。※ほかに制服代、給食、教材費などが必要。教育充実協力金がある(任意)。

 

国立音楽大学附属高校の学費(円)

設費には、施設設備費、維持費、教育充実費等が含まれます。

  入学金 授業料 施設費 その他 初年度納入金 入学手続時
普通科 260,000 411,000 (※1) 120,000 129,100 (※2) 920,100 548,100 (※3)
音楽科 260,000 531,000 (※1) 160,000 148,600 (※2) 1,099,600 627,600 (※3)

(※1)授業料は3回分納。(※2)修学旅行積立金などを含む。(※3)公立校併願者は公立校合格発表日の翌日14時までに辞退手続をすれば、入学金以外が返還される。※ほかに教育・研究振興協力金1口50,000円、1口以上がある(任意)。

 

武蔵野音大付属高校

演奏学科

※令和元年度入学者

器楽・声楽コース

  金額
授業料 1,390,000円
入学金 150,000円
実験実習料 0円
施設設備資金 670,000円
教育充実費 0円
維持費他 0円
初年度納付金合計 2,210,000円
入学検定料 45,000円

ヴィルトゥオーゾコース

  金額
授業料 1,490,000円
入学金 150,000円
実験実習料 0円
施設設備資金 670,000円
教育充実費 0円
維持費他 0円
初年度納付金合計 2,310,000円
入学検定料 50,000円

上野学園高校の学費(円)

施設費には、施設設備費、維持費、教育充実費等が含まれます。

  入学金 授業料 施設費 その他 初年度納入金 入学手続時
普通科(総合進学) 220,000 448,800 170,000 249,400 (※2) 1,088,200 (※3) 390,000 (※4)
音楽科(器楽・声楽) 220,000 475,800 (※1) 190,000 559,600 1,445,400 (※3) 410,000 (※4)

(※1)音楽科演奏509,000円。(※2)普通科特進285,400円。一般維持費、旅行積立金など。(※3)普通科特進1,124,200円、音楽科演奏1,478,600円。(※4)上野学園卒業生の子女、兄弟姉妹は入学金50,000円減免制度あり。※ほかに制服代などが必要。

 

東邦音大付属東邦高

ピアノ専攻、声楽専攻、管弦打楽器専攻、音楽創造専攻、音楽療法専攻、教職実践専攻
  入学初年度
(年額)
2年次生
(年額)
3年次生
(年額)
4年次生
(年額)
備考
入学金 200,000円 入学手続き時に納入。
授業料 1,270,000円 1,480,000円 1,480,000円 1,480,000円 4月・9月の2回に分納可。
(1年次の場合は入学手続き時と9月の2回)
ウィーン海外研修の費用は、左記の授業料に含まれています。
[注]
施設拡充費 400,000円 500,000円 500,000円 500,000円 1年次は入学手続き時、2年次以降は4月納入。
演奏会等実習費 40,000円 入学手続き時に納入。
合計 1,910,000円 1,980,000円 1,980,000円 1,980,000円



 

 

 

追加!!生徒内訳*時間割*演奏行事

響和会(校友会)公式サイト=

http://geiko.geidai.ac.jp/kyowakai/御参照~

 

END