今年からSBI証券で個別株にデビューした。2月7日にNTTを1,600株購入したのがスタートだが、ざっくり振り返ってみたい。これまでうちの利殖といえばメガバン丸投げの投資信託があるのみだった。
ちなみにどれも原資はすべて夫の金だ。夫は利殖について細々考えるのが嫌いなようで、私が何にどう使おうと一切文句を言ってこないし、こちらが経過報告をしようとしても、
「仕事から帰ってきて、また仕事みたいな話をしたくない。100万減らそうが200万減らそうが構わない。勝手にやって」
というわけで個別株デビューはいいが、何を買っていいかわからない。そこで夫がかつて働いていたというだけの理由でNTT、NECとメインバンクであるみずほFGを少し買った。NECは高いのでS株で30株くらいだったか。NECとみずほは買うなりプラスだったが、NTTはどんどん下げていった。某雑誌で「2024今年最も損した銘柄No.1」に選ばれていた。ナンピンしてもナンピンしても追いつかず、15,000株に。しかもこのナンピンの最中に当日安く買って→高く売って→安く買い戻すをやってしまい、まあまあ損している。一日のうちにこれをやると平均化されて損になる。長いことこれに気づかず、けっこうやらかした。初心者の方はご注意ください。以後「マイ資産」の「損益実現詳細」を日々きちんとチェックするようになった。
しかしナンピンを続けていくうちに「配当」というものがあることを知った。SNS上では配当だけで年間100万を行く「配当長者」も少なくない。NISAに入れて非課税で配当丸どり。2割以上税金取られるってすごいよ。3割とかありえない。利殖立国とかいうなら、金融所得課税は消費税と同程度にしてほしい。うちは今年までメガバンでNISAをやっていたので、個別株をNISAに入れられなかった。最初の配当はみずほ+NTT+NECで五千円にも達しなかったが、半年後の配当はNTT13,000株、三井住友500株、ソフトバンク1000株で税引き後で約五万円くらいになった。2025年は夫婦ともにSBIにNISAを引っ越すことにした。
NTTもなんやかやで現在含み益に転じた。三井住友は出だしから好調で利益10%越えの稼ぎ頭だったのが、好決算にもかかわらず大下落。政策保有株の売却によるものだという説があった。10万円以上の含み損になったが、分割後にナンピン開始。分割前だと高くてナンピンも難しかった。結果配当をもらったのち、ある日突然大きくプラ転。25万円くらいの利益で利確した。「ナンピン素寒貧」などというが、株価上昇の期待がもてるなら含み損は配当で耐えるというのも一択。こうして私はNTTと三井住友で含み損に対する耐性を高めていった。狼狽売りなんて私にはありえない。
そうこうしているうちに「いま量子銘柄がイケているらしい」とネットで情報を得た。それより前に私は「ものは試し」と外国株口座を開いて、EDVという米長期債を勉強がてら1株買ったままだった。73ドルで買って83ドルになったこともあったが、放置したら下落。分配金も一度出たがなんせ1株。1ドルない。やっぱり為替って苦手だ、今度上がったらEDVも売って外国株から手を引く、と決意していたところで、IONQが爆上げという情報を得た。自分で少し調べたら、量子コンピュータは2030年の汎用を目指しているという。米グロース株は大化けするかもしれないが、激しぼみするかもしれない。無くなっても受けられる投資額ということで、2030年宝くじ銘柄ということでIONQを30ドルになる前に5万円分ほど購入。夫に話すと、投資としては少なすぎるというので10万円分ほどに増やした。他にリゲッティ、パランティア、クオンタム・コンピューティングなどの銘柄を1万円ずつくらい買った。各銘柄についてはいつものごとく全然調べていない。クアンタムも買ったら、量子関係でないことがあとから判明したが、上がっているので結果オーライ。16ドルで買って18ドルで売ったら、その数日後に44ドルになっていた。このように米グロース株はボラティリティが大変大きい。最終的にIONQ,QUBT,RGTI,QBTSの四つを10万ずつ、計40万にした。すぐに儲け4万円になった。日本株では考えられない。そして7万円に。アメリカ市場はこの時期日本時間の夜11時半に始まって、朝6時に終わる。寝る前七万円、起きたら▲500円。聞きしに勝るボラティリティ。しかし数日後には40万が100万に。あらびっくり。翌日には70万。こんなのが半月の間に起こった。含み損には慣れているが、含み益が大きく増減するというのに慣れてない。これはこれで疲れる。原資40万だからまだ寝ていられるが、これが100万つっこんで500万になって300万になっては安眠できる気がしない。単価1ドル以下で買った人も大勢いて、6バガーが珍しくもないが、ネット上で見ても含み益の増減に「疲れた」の声が続出。エヌビディアの再現を期待してINしたはいいが、これから上がる可能性は十分あると思うものの、疲れたのでもう利確します、の声が続いた。

(どちらも12月某日)
とりあえず現状33万が70万だ。始めた当初は、含み損想定内、落ちたらナンピンだとのんびり構えていたが、聞きしに勝るボラティリティの大きさに、含み損になってもホールドしたいとは思えなくなってきた。QUBTはダブル(10万が20万)で利確した。1月3日にロックアップが解除されるとかで、おそらく激落ちはないと思うが、疲れたので利確した。
結論。何事も経験。含み損に対する耐性は高いつもりでいたが、含み益の増減に対する対処、耐性も高めていきたい。
