こんにちは☆
西宮市、神戸市北区、三田市でカサンドラ症候群さんの心身のサポートをしている
公認心理師、臨床心理士の、陽ちゃん（池田陽子）です。
カサンドラさんたちは、何か問題が起こった時は反省する能力があり、
物事を深く考えながら、行動する力がある人が多いのです。
そのため、夫（パートナー）からのさまざまな言動で傷ついたり、
自分の気持ちが夫（パートナー）に伝わらないと落ちこんだりする時は、
”自分に足りないところがあったのだ”と、
自分のことを責めてしまうのです。
そして、
『私が努力すれば、夫はきっとわかってくれる（変わってくれる）に違いない』、
『私ががまんして、それでうまくいくならいい』、
『いつかは気持ちをわかってくれる、わかりあえるようになる』
という思いを抱えながら、涙ぐましい努力を重ねていきます。
それで、気がついた時には、体調が悪くなっていた、
抑うつ的になっていた、
誰にも会いたくない、話したくない孤立状態になっていたと、
いわゆる、カサンドラ症候群状態に陥っていくのですね。
では、このような状態から抜け出していくためは、
どのようにしていけばいいのでしょうか？
実は、カサンドラさんが回復に向かっていくための第一歩は、
この”自分のことを責める”ということをやめること。
そして、今の状況は誰のせいでもないことを、理解することなんです！
夫（パートナー）は、特性を持っているがゆえに、
相手の気持ち、状況を想像することが苦手なのです。
興味がある分野が偏っていて、細かいところが気になって、
全体の状況を読むことが苦手なのです。
コミュニケーションの仕方が独特だったり、
人との関係性に不安を持っていたりするために、
意思疎通がうまくいかないことが出てくるのです。
しかし、夫（パートナー）はあなたや家族のことを大切に思い、
うまくやっていきたい気持ちはあるのです。
なので、うまくいかないのは、あなたのせいでも、夫（パートナー）の
せいでもなく、ましてや、あなた自身を責める必要はないのです。
これからは、あなたの今まで苦しかった、しんどかった気持ちを整理して、
”こころとからだ”を楽にしていきましょう☆
そこから、回復への道がはじまります。
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