ブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは。
西宮市・三田市で、発達障害の方が自分を大切にするお手伝いをしている、
臨床心理士・公認心理師の陽ちゃん(池田陽子)です。
"こころとからだ”はつながっています(心身一如)
なので、”からだ”を先に、心地良い状態に整えてあげることによって、
”こころ”の部分も、随分と楽になって、
がんばれること、ふんばれることが多くなってくるんですね。
今日は、前回のブログの続きで、
『療育整体』のアプローチの一つ、
『皮膚』にタッチする(療育整体では擦る)ことで、
血流の状態を改善していく方法について、具体的にご紹介していきますね。
松島眞一先生がおっしゃるには、
人のからだは、からだの右側と左側で、
それぞれの方向性が決まっていて、
その方向に擦ることで、からだが整っていってくれるのです!
(右側も左側も同じ方向という人は、いないそうです。)
つまり、その方向性を間違えると(反対になってしまうと)、
からだは整わず、余計に落ち着かなくなってしまうのです!
では、あなたの、または、家族や知人のからだの方向性を知るには、
どのようにしていけばいいのでしょうか?
いくつか方法があるのですが、
私自身が、一番目に見えてわかりやすかった方法は、
次のような動きで確認する方法です。
〈からだの方向性の見分け方〉
まず、最初に両手で「前へならえ」をします。
その手をそのまま、上へまっすぐ持ち上げます。
(バンザイの体勢に近いです)
親指の位置を見ます。
(自分で確認がむずかしかったら、誰かにヘルプを頼みます。)
左右の親指の位置(高さ)を確認します。
その時、親指の位置(高さ)がずれている場合は、
左右の腕の長さが違っているわけです。
(当然からだの姿勢も違っています。)
両手を下ろします。
その場合、どちらか片側の半身だけを、縦方向に擦ります。
擦る場所は、腕や肩、胸、腰、足、どこでもいいのです。
そして、今と反対側の半身を、横方向に擦ります。
どちらも擦り終わったら、もう一度はじめの「前ならえ」からはじめて、
同じように親指の位置を確認します。
親指の位置がほぼ、同じくらいの長さだったら、
今の擦る方向が、あなたにあっているのです。
もし、親指の位置がまだずれているようだったら、
からだを擦る向きを反対にして、同じ作業をやります。
親指の位置がほぼ同じくらいになると、
かかとも同時に整っているそうですよ^^
姿勢も整うということですね。
この方法で、あなたの(家族や知人の)からだの方向性が確認できたら、
血流の状態を改善させたい時、
”こころとからだ”を整えたい時、
この方向性で、やさしく擦ってあげればいいのですね☆
このからだの方向性は、一生変わらないと言われています。
あなたの方向性を、憶えておいてくださいね!
何かをしながらでも、ちょっと話をしながらでも、
方向性にあわせて、からだを擦ってあげることで、
血流の状態も良くなりますし、
何よりも、あたたかい人の手で触れてもらえることで、
”こころとからだ”に安心感を得て、落ち着いてきますね!
家族や知り合い同士で、お互いに擦り合って、
ひとつのコミュニケーションにもなります。
いつでも、どこでも、誰でも出来て、お金も特にかからないので、
しばらく続けてみられるのはいかかでしょうか?
だいたい、変化は2か月くらいであらわれるようになり、
平均的には3~4か月で、”こころとからだ”が整ってくるみたいです。
お試しあれ~^^
心理カウンセリングルームなないろでは、
あなた自身の"こころとからだ”が、
少しでも楽に毎日を過ごせるように、
マンツーマンのオンラインセッションを行っています。