ブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは☆
世界でたった一人のあなたの、心と身体を大切にするお手伝いをしている公認心理師、臨床心理士の陽ちゃん（池田陽子）です。
ＡＤＨＤさんは、親や上司、周囲の人から叱られたり、注意されたり、
時には暴力を受けたりして、苦しんできた方が多いことでしょう。
実は近年、そのＡＤＨＤさんと診断される人の中には、
『愛着障害』の人が含まれていることが、わかってきています。
なので、あなたはもしかしたら、ＡＤＨＤじゃない可能性もあるのです。
今日は、その『愛着障害』の特徴について、お話していきますね。
ＡＤＨＤと見分けがつきにくいと言われている『愛着障害』は、
脱抑制型愛着障害（DAD）と呼ばれています。
そして、以下のような特徴があります。
・親しい人と初対面の人の区別なく、馴れ馴れしい態度をとり、誰にでも見境なく甘えようとする
・自分が頼っていい相手と、そうでない相手の見分けがつかない
・思ったことをすぐに口にだしてしまう
・じっとしていられず、飛んだり跳ねたり、歩き回ることが多い
・愛情や関心を得ようと、目立った行動をする
・大げさな話や作り話をして、相手の気を引こうとする・・・など
つまり、親や養育者との愛着関係が十分に形成されなかった結果、
その愛情や人との関わりを補おうとして、このような行動につながるのですね。
そして、これらの行動が、他者から多動性・衝動性、不注意と捉えられたり、
自分でも、ＡＤＨＤの特性があると思ってしまうのです。
あくまでも診断は、医師のお仕事なのですが、
あなたの幼少期から現在までの体験を、見直したり、整理してみることで、
あなた自身のことを理解していくのに、役立ちます。
まずは、あなたの心と身体が安心感を保てるような環境を整えて、
”世界でたった一人のあなた”を大切にして生きていきましょう☆
なないろは、そんなあなたの伴走者です。