ブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは。
西宮市・三田市で、あなたのこころとからだを大切にするお手伝いをしている、
公認心理師・臨床心理士の陽ちゃん(池田陽子)です。
あなたは、何か特別な出来事があったわけではないのに、気持ちが落ちこんでしまうことはありませんか?
以前のブログで、脳の働きによって、何もなくてもネガティブな思考が出てきやすくなる状態があるというお話をしました。
(忘れちゃったという方は、また以前のブログを読み返してみて下さいね(^_-)-☆)
さて、今日はそれ以外の、何かの出来事がなくても、ネガティブな思考が出てきやすくなる時についてみていきます。
特に、糖質を取り過ぎてしまっている時、
”こころの状態”が変わってしまうということを知っているだけでも、
自分で工夫をすることが出来たり、
クリニックに行くまでに改善出来ることがあるかもしれませんね。
実は、糖質を取り過ぎることによって、血糖値が急激に上がってしまい、眠くなったりします。
この急激に上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。
そのため、血糖値が急激に上がって、また急激に下がるという『血糖値スパイク』が起きるのです。
その上がって、下がるという波によって、自律神経がうまく保たれなくなったりして、不安感やイライラ感が増してしまい、気持ちが落ちこんだりしてしまうのです!
血糖値が下がってしまって、エネルギー不足になっている、
タンパク質、ミネラルなどの他の栄養素が足りなくなっている状態にある人も、
同じように不調を感じます。
そうすると、過去のネガティブな出来事が思い出されたりして、
今、何かが起こっているわけではないのに、心も身体もしんどくなるのですね。
では、このような状態になっているとしたら、どのようにしていけばいいのでしょうか?
まずは、最近の(過去の)糖質の取り方を見直してみましょう。
”なんとなく不安になっているな~”とか、
”イライラしやすくなっているな~”とか、
あなたが今、どのような状態になっているか、気がつくことが大切ですね。
その上で、糖質の取り方を変えていくことなのです。
例えば、
血糖値が乱高下しないように、食事の際は野菜やタンパク質などをいくらか先にとってみる。
食事や間食が、糖質だけに偏らないようにする。
かといって、糖質を避けるだけでも、エネルギー不足になってしまい、
バランスがうまくいきません。
あんまり考えすぎて、しんどくならない範囲で、
ここ数日の栄養バランスはどうだったかなと、見直してみるといいかもしれません。
もちろん、その時に、あなたの心と身体と対話することが、大切ですね!
心と身体は、あなたにとって大切なことを教えてくれています。
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