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こんにちは。
機能不全家族で育ったために、生きづらさを抱える方たちの心と身体のサポーター、
公認心理師・臨床心理士の陽ちゃん(池田陽子)です。
ACさん、機能不全家族で育った人たちは、小さい頃から心理的な傷(ダメージ)を受けてきました。
大人になった現在でも、それらの傷(ダメージ)から、
身体の症状としてあらわれてきていたり、
『生きづらい』という状態から抜け出せないでいたり、
あなた自身やあなたの周りの人との問題を抱えていたりと、
その影響を受け続けている人がいらっしゃいます。
あなたを苦しめた過去の体験が、時とともにあなたの中で少しづつ消化されていってることを願いますが、
中には精神的な成長、感情、思考がその時点で、凍りついてしまっている方もいるのです。
つまり、あなたの中の子ども(インナーチャイルドと呼ばれています)が、
過去の体験は過去のものであると認識し、癒されていないのです。
今日は、そのように凍りついたままでいる過去の体験を溶かし、
あなた自身が心の中でインナーチャイルドを癒し、
成長させていく方法(ワーク)をご紹介していきますね。
この方法(ワーク)は、一人でも出来る簡単なワークですよ。
~手順~は以下のとおりです。
目を閉じて、身体をゆったりとさせます。
椅子に座って楽にしていても、横になっていてもOKです。
大きく2~3回(または、好きなだけ)深呼吸をします。
鼻から空気が入ってきて、鼻から空気が出ていくことに集中します。
心と身体がゆるんできたな~と思ったら、胸の中にあなた(自身)の子どもを思い浮かべます。
この子は、何歳くらいですか?
どんな格好をしていますか?
どんな表情をしていますか?
しばらくこの子を見守ります・・・
・・・そして、この子にゆっくりと近寄って、やさしく声をかけてみましょう。
この子が何か言いたそうにしていたら、話を聴いてあげます。
「何があっても見捨てないよ。」「あなたの味方だからね。」など、あなたの言葉で声をかけます。
一緒に遊んだり、話をしたりして過ごします。
この子の存在を認めて、勇気づける言葉を、あなたの言葉でかけてあげましょう。
例えば、
「あなたはそのまんまでいいんだよ。」
「あなたの存在がうれしいよ。」
「あなた自身の力を信じていいんだよ。」
「これからは一人じゃないよ、一緒だよ。」など・・・
最後にあたたかくハグをして、さよならをします。
またいつでも、必要な時には会いに来ることを約束して別れます。
しばらくして、あなたのタイミングで目を開けます。
この手法(ワーク)は、あなたの中のインナーチャイルドが元気になって、
成長している、大きくなっていると思えるまで、何度でも繰り返しやってみましょう。
あなたの中のインナーチャイルドが、だんだんと育っているのがわかりますよ~。
一人でやるのがしんどい時は、安心できる人のもとでやってもOKです。
そして、インナーチャイルドが育っていく時、あなた自身の心と身体の感覚を大切に扱っていくことが重要なのです。
言葉だけでなく、身体全体を使って体験するので、体験が腑に落ちていくのですね。
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