誰だって生まれた時代でカテゴライズされてしまう。
団塊 ゆとり Z そして就職氷河期世代
こうした世代について語られるときほとんどは批判的な文脈だ。
ゆとり世代はストレス耐性が低くチャレンジ精神が低い。Z世代はワークライフバランスを重視しコスパを求めているなどだ。
生まれてくる時代を選んでいない以上それらの批判的な言葉は、個人に当てはめると的外れなことが多い一方でそれぞれの時代の特徴を表している部分もある。多くの世代がたいていは悪口で使われるなかで氷河期世代については哀れみや同情、時には場を盛り下げる話題になっている。そしてこの世代を表す象徴的な言葉がある「自己責任」
就職氷河期世代について生成AIに質問するとこんな回答が返ってきた。
就職氷河期世代は、経済の低迷期に就職活動を行った経験から、真面目で堅実、仕事にストイックでタフ、柔軟性があり周囲に気を配るといった特徴があります。また、雇用や収入が不安定だった経験から、将来への不安を抱きやすく、貯蓄を重視する傾向も見られます。企業に就職できた人も厳しい環境で働き、金銭的にも苦しい時期を経験しているため、自信を持ちづらい一面もある一方、この困難を乗り越えたタフさや柔軟性は、現代の企業にも求められる強みとなっています。
The Lost Generation, having experienced job hunting during an economic downturn, is characterized by diligence, reliability, a stoic and tough work ethic, flexibility, and attentiveness to others. Furthermore, their experience with unstable employment and income makes them prone to anxiety about the future and tends to emphasize saving. Those who secured corporate employment also worked under harsh conditions and endured financially difficult times, making them prone to low self-confidence. However, the resilience and flexibility they gained by overcoming these challenges represent strengths highly valued by modern companies.
就職氷河期世代(以下氷河期世代)を良く知らない海外の採用担当者がこの回答を見たら、興味を惹かれるだろう。だが現実はこの世代は昔も今も採用の場では圧倒的に不利な立場に立たされてきた。理由は言うまでもなく一番大切な仕事のスキルや経験を得る機会が極端に少ない世代だからだ。
私はこの世代に生まれ運よく結婚し二人の子供に恵まれ家庭を築くことができた。その過程でフリーターになったり7回転職したりでフラフラして今はフリーランスのコンサルタントをしている。
社会一般的な大成功をおさめたわけではないが、人生に満足する一方でいつどん底に落ちるか分からないという不安を抱え続けている。
私は学者ではないので氷河期世代について論じることはできないが、氷河期世代の一人として時代をどう見てどのように生きて抜いてきたのか、これからどう生きていくのか少しずつ書いていこうと思う。
