前回は保育園時代の話でした。

 

卒園式の日に五十音を書けるか不安になったことは今でも覚えていますが、実際に小学生になった後どうだったのかは覚えていないので不思議なものです。

 

保育園時代同様に自分から声をかけるような子供ではありませんでしたが、自然と仲が良いができ可もなく不可もない小学生時代を送っていました。

そして小学4年生になり引っ越しという大きな転機が訪れました。

私は船橋から松戸の新興住宅地に引っ越すことになり、周りには家と畑ばかりで娯楽がほとんどない街で新たな生活を送ることになったのです。

 

それまで3年間築いた人間関係がリセットされるのはショックでしたが、新しいクラスメイトたちは引っ込み思案な私を暖かく迎えてくれました。

 

そしてそれまで同様に話かけてもらってばかりのままと思いきや自分自身さえ想像しなかったことに活動的な性格に変わってしまったのです。

 

自分からどんどんクラスメイトに話かけて笑わせたりふざけたりして先生に怒られたり引っ越し前の自分と正反対の行動をするようになりました。

 

周りの子の影響だと思いますが、変わろうと思って変わったのではなく本当にすーっと自然にできるようになったのです。

 

子どもの性格形成や教育方法について、勉強や指導方法よりもどんな環境で過ごすかの方が人に与える影響の大きいと言われることがあります。

 

 

私は身をもって体験しているのでその話にとても説得力を感じています。

その後私は調子にのった小学生になっていくのです。

 

次回に続きます。