朝、コンビニでジャスミンティーを買うこと。

スタバに行ったらチャイラテを頼むこと。

そんな一つ一つの習慣にきみの影が見え隠れする。

1年9ヶ月を経て、俺の生活はきみの色に染まっている。

そんな自分が嫌で、今朝は烏龍茶を買ってみた。

意識的にそんな小さなことをする自分に思わず笑ってしまった。

自分の弱さに笑ってしまった。

まだ第三者的視点とやらは手に入らない。

見る角度は変わったかもしれないが、視点はまだ俺の頭上にある。

第三者的視点を手に入れるべきなのだろうか。

それを手に入れるメリットは?デメリットは?

あれ以来他のことがおろそかになる俺。

他のことに手がつかない俺。

きみのことになるとどこまでもダメな男になっていまう俺。

裏を返せば、俺が今まで他のことをしっかりやってこれたのはきみのお陰。

厳しい状況でも、面倒なことでも笑ってそつなくこなし、評価を高めてこられたのはきみのお陰。

なんだか、自分の弱さとまっすぐさに笑ってしまう。

募るのはきみへの感謝と未練と罪悪感。