深いい話 | 幸せの青い鳥

幸せの青い鳥

場面緘黙症だった子供時代。パニック障がい・鬱になってしまったアラフォー時代。備忘録、回顧録、克服法について気ままに綴っています。少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

砂の上の足跡

ある夜、私は夢を見た。

夢の中で、私は神とともに浜辺を歩いていた。

空には、私の人生のさまざまな場面がフラッシュのように映し出される。

そのそれぞれの場面で、私はふたり分の足跡が砂浜についているのを見た。

ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神のものだった。

私の人生の最後の場面が映し出されたとき、私はそれまでの人生の足跡を振り返ってみた。

驚いたことに、足跡がひとり分しかない時があることに気がついた。

そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだったのだ。


私は神に尋ねた。

「神様、あなたはおっしゃいました。」

「あなたはずっと一緒に歩いてくださると。」

「しかし、私がもっとも辛い時、砂浜にはひとり分の足跡しかありませんでした。」

「なぜ、私があなたを最も必要としているときに、私からお離れになったのですか?」


神は答えた。

「いとしい我が子よ。私はお前を決して見捨てたりはしない。」

「私は、お前が最も苦しい試練の最中にいるときにも、決して
そばを離れることはなかったのだよ。」

「ひとりの足跡しか残されていないのは、その時は私がお前を背負って歩いていたからなのだよ。」



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