砂の上の足跡
ある夜、私は夢を見た。
夢の中で、私は神とともに浜辺を歩いていた。
空には、私の人生のさまざまな場面がフラッシュのように映し出される。
そのそれぞれの場面で、私はふたり分の足跡が砂浜についているのを見た。
ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神のものだった。
私の人生の最後の場面が映し出されたとき、私はそれまでの人生の足跡を振り返ってみた。
驚いたことに、足跡がひとり分しかない時があることに気がついた。
そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだったのだ。
私は神に尋ねた。
「神様、あなたはおっしゃいました。」
「あなたはずっと一緒に歩いてくださると。」
「しかし、私がもっとも辛い時、砂浜にはひとり分の足跡しかありませんでした。」
「なぜ、私があなたを最も必要としているときに、私からお離れになったのですか?」
神は答えた。
「いとしい我が子よ。私はお前を決して見捨てたりはしない。」
「私は、お前が最も苦しい試練の最中にいるときにも、決して
そばを離れることはなかったのだよ。」
「ひとりの足跡しか残されていないのは、その時は私がお前を背負って歩いていたからなのだよ。」
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