http://it.impressbm.co.jp/articles/-/11510

 国際ロボット連盟(IFR)が発表した最新統計によると、中国が2013年に購入した産業用ロボットは3万6,560台で、購入数で初めて日本を 追い越し、中国は世界最大の産業用ロボット市場となった。この3万6,560台という数字は、2013年に製造された産業用ロボット5台のうち1台は中国 が購入したことを意味し、購入量は前年比で60%近く成長したことになる。なお、2013年における日本の購入数は2万6,012台、3位は米国の2万 3,679台であった。

 IFRの報告書は、中国で産業用ロボットの需要が急速に拡大した背景として、製造業における人件費の高騰とその他の新興経済体との競争激化などの 影響を挙げており、企業が生産性の向上を求めた結果だと指摘している。また、同連盟の統計では、中国の製造業において、従業員1万人における産業用ロボッ トの平均保有数はまだ23台であるが、韓国ではすでに396台にも上っており、中国市場における潜在的な需要は凄まじいことがうかがえる。コンサルティン グ会社のソリディアンスの研究報告によると、中国で最も産業用ロボットの需要があるのは自動車産業で、その需要は全中国の60%にも相当するという。

 現在、産業用ロボットの稼働台数では日本がダントツの1位となっており、2012年の稼働台数は日本31万台、中国9.6万台、米国16.8万台 となっている。ソリディアンスでアジア太平洋部門責任者を務めるピラー・ダイエッター(Pilar Dieter)氏によると、スイスのABB、日本のファナック、ドイツのKUKAロボティクスなど世界的に有名な産業用ロボットメーカーがこぞって中国市 場での開拓を加速しているという。「中国市場での産業用ロボットの販売高の約半数は日本の6メーカーが占めており、中国を代表する国産産業用ロボットメー カー4社のシェアはわずか5%にとどまる」(同氏)

レノボ持株会社、約163億円を投資して医療分野に進出へ

─第一財経日報(2014年6月17日)

 中国PC最大手レノボの持株会社であるレジェンド・ホールディングス(Legend Holdings)は先ごろ、中国歯科医院大手のBYBOデンタルグループ(拝博口腔医療集団)と戦略提携を締結し、正式に医療分野に進出することを発表した。

 レジェンド・ホールディングスによる投資額は10億人民元(約163億5337万円)前後になる見込みで、投資方法は直接投資、株式取得、債権購 入などだ。今後は双方の経営資源の相互利用を進めるが、主にレジェンド・ホールディングスの有する全国規模の営業ネットワークと公官庁とのパイプを用いて BYBOの全国展開を推進すると見られる。

 レジェンド・ホールディングス総裁の朱立南氏は、「今回の投資は当グループの医療分野進出における重要な一歩となる」とした上で、「今後は資金、 戦略、管理、ブランド開発、人材に至るまであらゆる分野でBYBOを支援し、業界のリーディング・カンパニーへと成長させる」と意気込んだ。

 BYBOデンタルグループは1993年に設立され、現在、全中国に16の事業部を有し、全国19の省と主要都市に歯科医院をチェーン展開してい る。このことから「歯科医院のスターバックス」との異名を持つ。BYBO代表取締役兼総裁の黎昌仁氏は、「第十二回五カ年計画(2011-2015年)の 実施により、中国における歯科医療の重視度は向上しており、今後わが社は2017年までに全国に200の医療機関を設立し、40-50都市間で歯科医療の 産業チェーンを構築する計画だ」と将来の展望について熱く語った。

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