第一部は人権啓発映画の「あなたのいる庭」です。
社会には、虐待や貧困、死別など様々な理由で保護者と暮らせず、児童養護施設など社会的養護のもとで暮らしているこどもたち、そして社会的養護下から自立したが、家族からのサポートを得られずに生きる人たち(ケアリーバー)がいます。社会的養護の現状や実態を知る人は少なく、世間からの無理解と偏見にさらされ、居場所を見い出せず、進学や就職など生きる上で様々な困難に直面している現状があります。次代の社会を担うこどもたちが自分らしく幸せに成長でき、暮らせるように、 社会全体で支えていかなければなりません。
「こどもの人権」について改めて考え、誰もが一人の人間として尊重される社会の実現をめざすことを目的として、人権啓発ドラマを制作しました。
「人権啓発映画」
第二部はお待ちかねの落語です。笑福亭鶴瓶さんの12番弟子の笑福亭鉄瓶さんです。
古典落語の後、ノンフィクション落語 はじめて聞く言葉です。ノンフィクション落語は笑福亭鉄瓶さんが気になった方を取材してその人生をテーマに創作した新しい形の落語です。
今回は「生きた先に」という落語です。実話をもとに、小学二年生で学校にもいけず字の読み書きも出来ず苦労された方のお話で、またそれが今年映画にもなり「35年目のラブレター」という実話を基に人権も考えさせられ、途中涙が出ます。
有意義な一日でした。
