図書館や自習室など大まかなところを案内してもらうと
丁度お昼時だった。
中野先輩が、T高生がテスト期間中によく利用する
美味しいうどん屋さんに連れて行ってくれることになったが、
何人かの子は、時間も時間なので帰ることになった。
神坂先生も学校に戻らねばならないとのことで、
結局私と翔野だけが残った。
取り敢えず、何もなく終わったなぁ…
と安堵しながら、3人でうどん屋さんへ向かった。
高校の話や受験の話、日常の話など、
色々な話で盛り上がった。
中野先輩にはどうやら彼女が出来たらしく、
(今もまだ続いているらしい)
頬を少し赤く染めていた先輩はとても可愛かった。
この人に愛される人ってどんな人なんだろう
と少し気になった。
先輩と別れたあとは、私たちは塾に向かった。
その日休んだ分の課題をこなし、
いつもどおり夜まで自習して帰った。
帰ると、母さんから声をかけられた。
「お帰り、
あ、さっきねK中の神坂先生って人から
電話があったよ
また10時くらいにかけますって」
また、神坂先生か…
私は頷きながらも
どこかめんどくささを感じていた。